驚き？の展開 ページ9
「何で私なの？」
あまりの衝撃にミミは口をパクパクとさせた。
「私ってそんな有名人だっけ。だって、その、捨て子だってことも今一人暮らしってことまで…」
「捨て子なのは知られてるよ。見つけられたときに近くの村からさらわれたんじゃないか、って父さんが聞いて回ったらしいし。」
突然かけられた声にミミとジョングクは飛び上がった。
「ホソクオッパ！勝手に見てごめんなさい。」
「ヒョン、すみません。」
あわてて謝る二人に力ない声でホソクは応えた。
「いや、二人にはすぐ伝えるつもりだったんだよ。ただ、色々考えてたら、この有り様だよ。」
「ヒョン、これ、どうするつもりですか。本当にミミをキム族に…？」
グクが身を乗り出した。
「ミミはチョン族の優秀な狩人ですよ！キム族なんかにはもったいない。」
「だからといって、利益の偏りがあるのは事実だしな。」
「というかなんでミミのことがこんなに知られていて、その挙句よこせ、だなんて。」
ミミは小さく手を挙げた。
「実は今日森に狩りに行ったときにキム族の変な少年に会ったんですけど、それって関係ありますか。」
「変な少年？」
ホソクの言葉にミミはうなずいた。
「はい、テヒョンっていう私の一つ年上だそうですけど、、、」
「じゃあ、そのせいか。」
ホソクはがっくりとした声を出した。
「テヒョンはソクジンの実弟だよ。そしてたぶん…ミミちゃんを気に入った。」
「え…」
「そんなのだめです！ヒョン！」
ミミが口を開くより先にグクが怒鳴る。
そんな必死なグクに少しときめいたのは事実だ。
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AULA−輝き(プロフ) - ユンギさんとテテ…。まあ友達ではありますね。いい人が見つかるといいな… (2019年4月4日 16時) (
レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
闇子(プロフ) - ユンギさんとテテはどうなりますか？ユンギペンなもので、気になります。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いので、ぜひ完結してください。 (2019年4月4日 16時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
茜★(プロフ) - 更新待ってます！ファンタジー風だけど、すごく人物描写がいいです。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫(プロフ) - 前作の得体の知れない少女と不良たちから飛んできました！素敵な作品です。 (2019年4月4日 15時) (レス) id: a376a7214f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AULA −輝き | 作成日時：2019年3月6日 13時
