内線番号：505《紫》

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「…照れちゃうので、やめてください…」









言われ慣れていない言葉に、赤くなった顔を手で隠しながら伝える。しかし当の本人は









「えー、本当のことなのに」








と、ストローでチューっとカフェラテを飲んでいる。









「そういえば映画面白かったよね」









「はい！ふっかさんにおすすめされて予告編見たんですけど想像以上に面白かったです！」









「でしょー？まぁ俺も人から聞いたからあんま偉そうな事言えないんだけど笑」









そこからはあのシーンがよかった、あのセリフに痺れた、エンディングの曲も合っていたなど映画の感想を言い合った。









気付いたらそれなりに時間が経っていた。









「結構時間経ってたね、そろそろ行く？」









「そうですね」









カフェを出て夜ご飯のお店に向かう。









「ふっかさん美味しいお店沢山知っていそうなので楽しみです」









「もちろんまかせとけ」









あれ俺自分でハードル上げちゃってる？って呟く姿もまた面白い。









「Aちゃんイタリアンはどう？」









「イタリアン好きです」








よしよし！いいねぇとワクワクした様子で移動する。








「ここだよ」








と到着したところは木目調のお洒落なお店だった。








「あ、2人です、Aちゃん空いてるよ行こ」








案内されて席に着く。








「ふっかさんすごくお洒落なお店ですね」








「料理もまじで美味しいから期待してて、特にねピザがおすすめなの」








お店の中に置かれているるピザ窯からとても期待できる。

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