6話 ページ9
「だから身分の問題よ!貴方の身分は何なのよ!」
『男爵家でございますが?』
「まぁ、男爵家だからおこぼれをもらうのに必死なのね」
「レアナ様が可哀想ですわ…」
レアナちゃんの方をちらっと向く
どう対処すればいいのかわからないような顔だ
だけど覚悟が決まったかのような顔をした…
レ「貴方方、私は迷惑などと一つも思っていないのよ。私になんの迷惑があるのかしら?なんで貴方方はそんなことを知っているかのような口ぶりをするのかしら?」
「え、そ、それは…」
あ、このセリフ、見たことがある…
レ「私の友達に勝手なことを言わないでくれる!」
これは私に向けての言葉じゃない
これは攻略対象を救うための言葉だ
私じゃない…
レアナちゃんがそう言うと周りの目がわかってきたのかそそくさと逃げ出した
レ「ご、ごめんなさい!私のせいで…」
あ〜、彼女は本当に強い
『そんな事はありません!それで、友達とおっしゃられましたが…』
レ「あ!そ、そのいきなりごめんなさい!」
『謝らないでください…私はレアナ様にお友達と言われてとても嬉しかったです…私でよろしいのでしょうか?』
レ「え!うん!じゃなくて、ええ!改めて、私の友達になってくださらないかしら?」
『ええ!喜んで!』
あれ?というか友達になって陰キャとか大丈夫かな?
あれ?結構目立っちゃったくね?
あれ……‥‥?
やっぱなしで!という声は目の前の彼女の笑顔で出なかった
というか出たとしても終わりだし…
まあ、攻略対象がまだきてなかったのが救いということで…
はい…
__1st mission CLEAR???
キャー♡
うるさっ!
忘れた頃にやってくるこの黄色い歓声は…
レアナちゃんと一緒にギギギと音がなっているかのようにゆっくりと首を後ろの向けた…
きっとレアナちゃんと私の思考はほぼ一緒だったと思う…
「『(フラグがやってきた〜!!!)』」
出たな…
攻略対象の一人…
syp「...。」
ショッピ・アメジスト…
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有害物質(プロフ) - 面白いです神作をありがとう (2022年10月24日 19時) (レス) @page18 id: 30dece2dde (このIDを非表示/違反報告)
ピポッ!(プロフ) - どうもです!無理はなさらずに!ゆっくりで大丈夫ですので頑張って下さい^ - ^応援しています‼︎ (2022年9月4日 17時) (レス) @page18 id: b610d4aaaa (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ君(プロフ) - どうも作者です。学校に通いながら掛け持ち常習犯の馬鹿やっていたので、一つひとつの作品を完結させたら更新します。読んでくださっている方々、大変申し訳ございません。 (2022年9月4日 17時) (レス) id: e05e4fe3d7 (このIDを非表示/違反報告)
るん - めちゃくちゃ好きです。神作見つけたぜ☆ (2022年7月31日 12時) (レス) @page17 id: c984097aec (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - あ、もしかしなくとも神の方てすね、好きです← (2022年7月24日 3時) (レス) @page17 id: a0a16e52a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUMA | 作成日時:2022年6月8日 19時