9話 ページ9
なんで本当にこんな目にあってるの？
え、何？へ？私のことそんな嫌い？
ハ？じゃあもう抱きついてくんな色恋ホスト野郎！！！
頭で喚いても、言ったらもっと面倒そうと分かるのでぐっと喉奥に押し込む。
なんでこんなに痛くするのかな？え、わかってやってる？はい？？？
あ、というかこれ誰か聞いてんだからはよ言えばいいじゃん。
『だからこれつけたのk((kr「なにしてんの……」タイミング考えろよゴラァ！！！……ｱ』
あ、やっべえ、暴言はいちッタ。
しかも人気上位ホストのきりやんさんに。
このことバレたらクビになって、ホスト狂いの女性から毎日刺されそうになってそれから……
マジでヤバい本当にヤバい。
今後のことを考えると怖くなってしまって軽くビビる。
ちょっとだけ涙腺がゆるくなってるよ！！！
暴言とともにぶるーくさんに向けていた顔はきりやんさんに向いている。
本当に怖い。いつもの優しそうな顔とは一転、マジで怖い。
さっきのぶるーくさんも怖かったけどきりやんさんのほうが怖い。
ちょっと紅かった顔は鏡がないのに顔面蒼白であることが容易にわかってしまう。
私の顔が変わろうとも怖い顔は変わらない。
むしろもっと怖くなってる気がもする。
kr「……ねえ、一応聞くけど今何してたの？」
『え、今ですか…？』
キスマの件を問い詰められてたってことかな？
『えっとですn((kr「もしかしてだけどさ……」(いや話最後まで聞けよ・・・)』
少し真顔になって怒ったような不安そうな顔をしているきりやんさんを見る。
これは不可抗力だと思う。なんとなく。
というか何をしていたと思ったんだ？
kr「…………キスしてた？」
キス…
きす…
鱚…
『・・・・・はい？』
私の表情ジェットコースターかな？と思うほど多分私の今の表情は真顔だ。
何だキスって？今更か？？？
この人言っとくけどキスくらい全然したことあるからね。
まあ、私は慣れてはないけど。
あまりの予想していなかったアホすぎる返答に更に真顔になる。
『もうめんどいんで説明しますけど今日きんときさんにキスマつけられて、それをぶるーくさんにといだされてただけですよ？というか自分で言ってなんですか貴方達私にそういうの遊びでしてくるじゃないですか。今更なんですか？』
kr「いや、そうだけどそうじゃなくて……
ぶるーくと付き合ってて口にキスしてたのかなって……」
『・・・ん？？？』
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_ - コメント失礼します。他の作品と出来事や会話が似ていると感じたのですが、この小説はご自身で考えられた作品ですか？ (2023年3月9日 0時) (
レス) id: 1c45d0240e (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年2月8日 13時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
鬼婆 - 滅茶苦茶面白かったです！ (2023年2月6日 17時) (レス) @page9 id: 26e3f5c977 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 好きです(告白) (2023年1月15日 19時) (レス) @page5 id: 3a92fc0ed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅ | 作成日時：2023年1月15日 17時
