道場事件！！ ページ43
その後、A達は赤坂流道場にやって来た。
隣は理子の家だそうだ。
皆で道場に上がると、理子は柔道着に身を包んでいた。
伊「道場破り？」
理「そうなの。」
理子の後ろで、三橋と伊藤(主に三橋)がボコボコにした男達が控えていた。
すると、柔道着を着たおじ様が入ってくる。
どうやらこの人が理子の父の様だ。
赤「いやぁ…こっぴどくやられた見たいだな？…どこの誰だ、うちの生徒をこんな風にしたのは。」
三「俺。」
赤「お前かーーーーい！！」
こちらを向いた赤坂はささやかな髭を生やした中年太りが目立つパンチパーマだった。
しかし、大きい声を出したのが喉に障ったのか小さく咳をした。
『(大丈夫かな…？)』
しかし、Aがそんな心配をしているとは露知らず、男は三橋の近くで座り込むと何故か三橋の足を弄り始めた。
赤「強いんだね何か、凄い、凄い強いんだね。」
…ん？三橋の赤い靴下を引っ張ってますよ？
赤「凄いあの、おじさんはね？それを…凄い心強い風に…」
そして…
スポンッ…
抜けちゃいましたね…靴下。
…しかし、それを何事も無かったかのように伊藤は続けた。
伊「どう言う事すか？」
そしていそいそと靴下を半分まではめ直すが、それが出来ないようなので靴下はそのまま放置される羽目になった。
赤「話さねば…ならぬか。。」
三「話せよこんな事になってんだから。」
赤「タメ口やめねスてネステネステネステ？タメ口喋るとかやめるねステステ」
三「じゃあもうやめます。」
赤「それはそれで寂しいでステステ。寂しいからやめないでステステ」
三「じゃやめない。」
赤「…え？や、やめない？」
『いやwあの！……話して貰えますか？』
笑いかけた(いや、もう笑ってしまったような物だ)がそれ堪えてAが促すと、赤坂はすくっと立ち上がった。
赤「ならば、今度こそ話そう…」
そして、聞いたところによれば、ついこの間近隣の道場の人達が乗り込んできたのだそう。
会議の末、5対5で負けた方が看板を降ろすという勝負を持ちかけられたらしい。
所謂、道場破りというやつだ…。
もっとも、聞けば脅し文句も言われたみたいだが、それが勝負を引き受ける種になった様だ。
三「で、受けたんだ？その勝負。」
赤「武道家の意地だっ！」
『それで、その勝負はいつなんですか…？』
赤「今日だ。」
伊/三「『今日？！今から？！』」
見事に3人でハモってしまう。
目を見開くほど驚いた3人を見ずに、赤坂は淡々とした口調で言ってしまう。
赤「そう！今からだ。」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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麻衣(プロフ) - 相良落ちはけっこうあるので三橋か伊藤落ちがいいです！ (2021年6月12日 14時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - この小説めっちゃ好きです！どうやったらこんなおもろい小説書けるんやろwwあと個人的な意見にはなりますが、オチは相良くんを期待してます！「極悪非道」って言うのが大好きなのと、何より相良くんにどハマり中なものでww (2019年1月10日 21時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
うまる - かんてぃー@奈ノ花さん» はい、それは紛れもなく私ですね(笑)よくリクエストとかするんですよね〜！今日俺好きなんですよ！私も小説書きたいけど色々と事情があって無理なんですよ。なので夢小説をみてキュンキュンしております！ (2018年12月30日 9時) (レス) id: 6aae8bb512 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ公 - ねぇ、マジなんなの？なんでこんな最高の作品作れんの？え、逆にイラつくこんな最高の作品作れんのマジパネェ (2018年12月24日 2時) (レス) id: 9ac018ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - リクエストで、同じく伊藤くんのS！お願いします♪ (2018年12月23日 16時) (レス) id: c482da3ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2018年12月5日 3時
