成長しましたよ！！ ページ34
その後、Aが伊藤三橋とは別れて一度帰ると、母に頼まれて買い出しをした帰りのことだった…。
『まだ明るいし、私服なら声かけられることも無いよね！』
そのまま鼻歌を歌っていると、大通りの方で何か騒ぎが起きているようだ。
『…(関わっちゃ駄目…駄目っだって…)』
そう心が叫んでいるのに、Aの足はスタスタと大通りに向かっていた。
・・・
??「だからっ知らないって言ってるでしょう？」
男「おいおい、イキがってると姉ちゃんでもフクロにすんぞぉ？」
男「軟高の石橋と吉村出せよ。」
1人の女子を灰色の制服を身にまとった開久のツッパリ達がわらわらと囲んでいた。
そして、久しぶりに見る銀のリーゼントの後姿。
『(…こんな事するのは、大事な理由があるんだよね…？相良君。)』
??「どいて下さい！警察呼びますよ？」
男「よぉ姉ちゃん…。女だからって容赦しねぇぞ…？」
『やめて！！』
はっきりとした声にツッパリ達と女の子が振り向く。
相「…A…？お前、何で…」
『相良くん、もう辞めてあげて…？』
ゆっくりと近づいて女の子の前に立つA。
相良は酷く同様したようにAの顔を見つめた。
相「A…ちがっ、俺は…」
『相良くんは優しいもん。なにかよっぽどの理由があるんだよね…？』
そこで意を決したようにAは笑った。
『でも、相良くんも探してたんだね…。その中にさ、私も居たでしょう？』
相「…っお前は、どうせ関係無かったんだろ…。女をひたすら守ってて邪魔だったとしか聞いてねぇよ。」
『連れてって。』
相「…は？」
相良はキョトンとする。
Aは本当に巻き込まれた方だ。それでも連れて行けと言うなんてビックリするに決まっているでしょう。
『私が話せる限り話すよ。その…智史くん？が話聞きたいんでしょう？…どうせ連れていかれるなら自分から行くよ。』
そこで真剣な顔をした相良がAの両肩を掴む。
相「馬鹿言うな…っ！彼奴はマジで女でも手ぇ出す奴だ。自分でやらなくても、舎弟たちにやらされるかも知んねぇんだよ…。」
『それでも。これ以上軟葉高校の女子生徒に聞き込みして怖がらせるのは耐えられないよ。この学校にいるの、楽しいから。…力では叶わなくても、私が説き伏せてみせる。』
これまでこれほど堂々としたAをここまで成長させたのは、あの誘拐事件のお陰だろう。
相「お前…、マジで…(良い女だわ。。)……おいお前ら！行くぞ。」
そう言ってAの手を優しくとった相良。
『…(本当に、優しいのに…)』
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麻衣(プロフ) - 相良落ちはけっこうあるので三橋か伊藤落ちがいいです！ (2021年6月12日 14時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - この小説めっちゃ好きです！どうやったらこんなおもろい小説書けるんやろwwあと個人的な意見にはなりますが、オチは相良くんを期待してます！「極悪非道」って言うのが大好きなのと、何より相良くんにどハマり中なものでww (2019年1月10日 21時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
うまる - かんてぃー@奈ノ花さん» はい、それは紛れもなく私ですね(笑)よくリクエストとかするんですよね〜！今日俺好きなんですよ！私も小説書きたいけど色々と事情があって無理なんですよ。なので夢小説をみてキュンキュンしております！ (2018年12月30日 9時) (レス) id: 6aae8bb512 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ公 - ねぇ、マジなんなの？なんでこんな最高の作品作れんの？え、逆にイラつくこんな最高の作品作れんのマジパネェ (2018年12月24日 2時) (レス) id: 9ac018ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - リクエストで、同じく伊藤くんのS！お願いします♪ (2018年12月23日 16時) (レス) id: c482da3ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ助 | 作成日時：2018年12月5日 3時
