今井ですよ！！ ページ31
その後、その場の面子が揃ってAを家に送って行った。三橋と伊藤と京子(同じくお嬢様なので驚きませんでした。寧ろ納得してました。)を除き他の青蘭の女の子が口をあんぐり開けてAの家を見ていたが、直ぐに解散となった…。
だが、Aが帰ってすぐ気付いたことがあった…。
『…ん？あれっ？！……携帯がない…(泣)』
そう、どうやら何処かで携帯電話を無くしてしまった様だ。
『(そう言えば川辺の近くを横切った時に何か落としてたような無かったような…っ！)』
サーッと血の気が引くような感覚を感じながら家を飛び出して行ったA。
……夜はまだ続きそうです。
たたたっと川辺の周辺まで来る。
端っこの道を通った事を思い出して、その場を探し回る。大きいとはいえ真っ黒な色だ…見つかるのは骨が折れるかと思ったが、運がいいことに電灯の明かりが当たっている所に四角い物体が落ちていた。
『あったぁー！！良かったぁあ〜！』
そう言いながら携帯を握りしめて胸のところへやる。
『よし、もう遅いから早く帰ろ……ん？？』
そこで目をこらすと青い服装の人影が2つ…。
ピクリとも動来ませんが、何をしてるんでしょうね？
『……』
そしておずおずと近づいてよく見ようとする。
…どうやら、青い制服の学生のようだ。
リーゼントからツッパリと言う事が伺える。
今やツッパリが微塵も怖くないAは警戒心を解きづかづかと近づいていく。
向こうも斜面を降りてくるAに気付いたようで…。
??「い、今井さん！凄い可愛い子がこっちに歩いてきますよ…？！」
今「バカを言うな谷川。幻だ。」
谷「えぇ？！」
そしてその"幻"はあろう事か2人の目の前で止まる。
『何してるんですか？ここら辺って警察も巡回してるし、怒られますよ？』
今井は数刻惚けたようにAを見ていたが、気を取り直したように威勢を張った。
今「…あ、いえっ！ご心配無く、麗しいお嬢さん。私はここでとある者を待っているに過ぎないんですよ。」
そこで谷川は気付いたようにAの制服を指さす。
谷「あっ！その制服…軟校なんっすか？！」
『あ、はい！ついこの間転校してきたばかりで…』
今「ではお嬢さん、お聞きしても？『どうぞ…』…三橋と言う男はご存知ですかな？」
それに対してAはごく普通に答えた。
ただ一つをAの短所を上げるとすれば、危機感がない事だろう。
『三橋って貴志くんの事？友達だけど』
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1094人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麻衣(プロフ) - 相良落ちはけっこうあるので三橋か伊藤落ちがいいです！ (2021年6月12日 14時) (
レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - この小説めっちゃ好きです！どうやったらこんなおもろい小説書けるんやろwwあと個人的な意見にはなりますが、オチは相良くんを期待してます！「極悪非道」って言うのが大好きなのと、何より相良くんにどハマり中なものでww (2019年1月10日 21時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
うまる - かんてぃー@奈ノ花さん» はい、それは紛れもなく私ですね(笑)よくリクエストとかするんですよね〜！今日俺好きなんですよ！私も小説書きたいけど色々と事情があって無理なんですよ。なので夢小説をみてキュンキュンしております！ (2018年12月30日 9時) (レス) id: 6aae8bb512 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ公 - ねぇ、マジなんなの？なんでこんな最高の作品作れんの？え、逆にイラつくこんな最高の作品作れんのマジパネェ (2018年12月24日 2時) (レス) id: 9ac018ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - リクエストで、同じく伊藤くんのS！お願いします♪ (2018年12月23日 16時) (レス) id: c482da3ecf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メリ助 | 作成日時：2018年12月5日 3時
