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貴方視点



何故か煉獄に羽織を貸してくれと言われた

よく分からんが、渡した





帰った後羽織を取ろうとしたが、無いことを思い出した


あの羽織は小さい頃、唯一私に優しくしてくれた人の物



だが、あの人は鬼に殺された



私が前で



私が帰って来た時に、鬼に殺され、その後に鬼殺隊が来た



村の者達はあの人が殺されたと聞いた時



『この化け物を庇ったからだろ』

『そうだな、神からの天罰だ』

『あいつが居なくなったって事はこいつも居なくなってくれるのか?』



村人が何を言っているのか分からなかった



どれだけあの人がこの村を守ってきたか

この村で安心して暮らせたのもあの人が鬼を倒し守って来たんだ

なのに何故あの人が殺されなければならない


殺されるべき人間はこの村人達であろう



その日から私からあの人を奪った鬼も、何も知ろうとしない人間も



あの日何もできなかった自分も・・・


全てが嫌いになった







あの人は死ぬ寸前、何かを言っていた

声が掠れて聞き取れなかった

いつか分かる日が来るだろうか・・・






・・・今日は疲れた
明日の為に寝よう






二日後…



煉「Aは居るか!!」

またうるさい奴が来た


貴「・・・」

煉「羽織を返しに来たぞ!!」






貴「・・・!」


羽織を広げると、いつも通りの羽織になっていた


煉「胡蝶の姉の方に教わりながらやってみた!!縫い目も目立たないだろう!!」


貴「・・・なんで、こんなこと・・・」

煉「羽織が切れた時、とても悲しそうな顔をしていた!Aにはそんな顔は似合わん!!」ニカッ



そう言った煉獄の手は絆創膏が何枚か貼ってあった

胡蝶から煉獄は不器用だと聞いていた


ーーーーーー
『Aに悲しい顔は似合わないよ、ほら、笑ってごらん』
ーーーーーー



煉「用はそれだけだ!!時間を取って済まない!!」









貴「・・・あの」

煉「む?」

貴「・・・ありがとう」フッ

煉「!!」


その後は何故か煉獄は挙動不審となったまま帰った






煉(その顔は反則であろう////)


―――――――――
作者です

その人の為に出来なくても頑張ってやろうとする所とかあったら・・・


萌える

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九狐 - むいくんゆうくんかわええ〜。これからも頑張ってください(*´ー`*) (2019年11月18日 9時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 応援してます。頑張って下さい! (2019年10月16日 2時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 面白かったです無理せずに体に気をつけて更新頑張ってください (2019年10月15日 1時) (レス) id: 4899b109d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜 | 作成日時:2019年10月14日 5時

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