【ブルーロック】絵心甚八の姪は天才らしい

プロローグ ページ1

「単刀直入に言います

　日本をW杯で優勝させるために貴女の力が必要です！





　絵心Aさん．．．！」







お胸が大きな美人さんは帝襟アンリさんという名前らしい。

彼女の熱烈なラブコールを私は快く受け入れ
現在空の旅に出ているわけなのだが．．．



『青い監獄計画(ブルーロックプロジェクト)ねぇ．．．


　299人を犠牲としてたった一人のストライカーを作り上げるなんて
　相変わらず恐ろしいこと考えるなあ』


「あの．．．」


『はい？』


「スカウトしておいてなんなんですが．．．

　どうして絵心さんは貴女を呼んだんでしょうか？」


『都合よく扱えるトレーナーに魅力を感じたのでは？』


「．．．」


『もちろん
　それだけではないでしょうけど』


「．．．Aさん
　貴女は、一体．．．」




機内にまもなく着陸との放送が入る

つけていたアイマスクを取り、こちらを見つめていたアンリさんに向き直る







『私．．．



　とっても目がいいんです』














私は天才と呼ばれる類の人間らしい

何でもできる才能


．．．なんて便利なものではない



私の才能は．．．．．

設定→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す