好きになってもいいですか -2- (ページ41)

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Aside

朝、目覚めると愛しい人がいる

ふと昨夜のことを思い出し恥ずかしくなる

私、なかなか大胆な事したよな…///

結局トータル3回もやっちゃったし///

朝ごはんを作ってると、しばらくして起きてきた壱馬君。

…ダメだ/// 顔見たら昨夜の出来事が蘇る

冷静を装いつつ料理するんだけど、、

待って…いきなりバックハグですか///

寝起きの少しかすれた低い声、今の私には壱馬君の全てが胸を高鳴らせる要因になっている

悟られたくなくて思わず冷たい口調になる

もしかして拗ねちゃったかな

するとキッチンカウンターの椅子に腰掛け、スマホをいじりだした壱馬君はニヤニヤしながらも真剣に画面を見つめている

「…A…」

「っ！痛っ！」

急に言うもんだから、指を切ってしまった

すると慌てて謝ってくる壱馬君に、大丈夫だからと言い絆創膏を貼ってもらう

ふと壱馬君のスマホの画面が目に入る

「…ん⁈ なんか動画撮れてるよ？」

慌てて停止ボタンを押した壱馬君。

「Aがドジった時に間違えて押したかな。笑」

「ドジったって…笑
　これは壱馬君が急に名前呼ぶからで～」

「あ～ごめんて。笑」

悪戯に笑う壱馬君。

今までいろんな表情を見てきたけど

そのどんな表情もすごくかっこよかったな///

.

朝ごはんを美味しそうに食べてくれる壱馬君

この顔を見るだけで幸せになるし、

「なぁA。仕事終わったら来てもええ？
　遅くなるけど、会いたい///」

「え？/// …うん、待ってる///」

「よっしゃ！」

喜んでる壱馬君を見てまた幸せな気分になる

　

　

壱馬君を見送ると、私も仕事へ向かう

壱馬君、忙しくてなかなか会えなかったから、また今日も会えるんだって思うと仕事が頑張れる

ほんとは毎日でも会いたいくらい…

それくらい壱馬君が好きでたまらない

　