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壱馬side
警備員だけがいる、行き交う人のいないロビーで一人椅子に腰掛けているAを見つけた
と同時に目が合う
なんだろう、いつものシンプルなAとは違い、少し服がお洒落だ
ちょっと待って！可愛すぎる///
ソワソワしてしまうのを我慢しつつ近付くと、はるかに俺よりソワソワしてるAがいた
「なに？そんなにソワソワして。笑」
「いや！なんでもないよ！」
「てか可愛いやん」
照れ隠しに口元に手をやりぶっきらぼうに言った俺を見たAは、照れながらありがとと言ってきた
なんだろう、Aから漂う緊張感
俺までうつってしまう
綺麗な街並みを横目に並んで歩く
周りはカップルだらけで、誰も俺らの事なんて気にも留めない、二人だけの世界だった
「…剛典に話してくれたんだね。
なんかすごく感心してたよ！」
Aからの言葉を合図に近くに腰掛ける
「あのね…
私たち本当に終わったから。
待たせてごめんって剛典言ってた。」
「だからね、…私と…」
「待って！俺から言わせて！」
咄嗟にAの言葉をとめた
このためにお洒落してくれたんだって思ったら、嬉しくて愛おしかった
告白は絶対に俺から言いたかった
待ったぶん、とにかく言いたかった
「A」
名前を呼ぶと、絡み合う目と目。
「俺と付き合ってください」
「…はい/// お願いします」
抱きしめると抱きしめ返してくれる
体を離すと、自然と唇と唇が重なる
決して深くはないキス。
でも何度も何度も角度を変え、名残り惜しく離れた唇からはリップ音がなる
幻想的な世界で俺らだけに聞こえる音
「…/// はぁ、まじヤバい///」
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ほなみ(プロフ) - 続編とても見たいのですが、パスワード教えてもらうことって可能ですか？ (2019年11月10日 10時) (
レス) id: 8c8db934c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2019年10月14日 20時
