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剛典side
夜中というのにとにかく走った
同じマンションなのに遠く感じる
久しぶりのAは相変わらず可愛くて、まだまだ忘れられてない自分に気がつく。
俺の理性はどこかへいき、ただひたすら夢中でAを求めた
唇にキスを落とすとそのまま寝室へと誘導した
Aをベッドに押し倒し上へ跨る
再び唇を近づけようと顔を見たとき
そこには涙目のAがいた
俺を押し除けたAは、ベッドの端に座り黙ったまま俯いていた
俺は気付いていた、
普段から香水を付けないA
なのに時折香る香水の匂い。
それから逃げるように、Aの手を引きリビングのソファに座らせた
「今日何してたの？
なかなか電話繋がらなかったけど。」
気になる事をぶつけてみた
壱馬が駅まで迎えに来た事
疲れが原因で倒れた事
さっきまでずっと看てくれてた事
それを聞いた俺は虚しくなった
薄々気づいてはいたけど、
あっさり現実を突きつけられたようだった
Aから、俺が"昔の彼"になりつつある事を。
.
いつの間にか眠ってしまったAをソファに寝かし肌掛けをかけておく
「…A以外に恋愛する気まだ持てねーよ」
そう呟くと
俺はそんな彼女の首筋に、紅い印を付けた
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ほなみ(プロフ) - 続編とても見たいのですが、パスワード教えてもらうことって可能ですか？ (2019年11月10日 10時) (
レス) id: 8c8db934c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rin.
| 作成日時：2019年10月14日 20時
