子作り ページ5
夕飯を食べ、Aも風呂に入り終わり
あとは寝るだけ。
Aは電気をけし、自分のベッドに入る。
そ「おい。」
「はい?」
そ「さっき言ったじゃん。
ほら、早くこっち来て。」
布団を上げて、ポンポンと叩くと
Aは戸惑いつつものそのそと入ってきた。
「夫婦修行ですか?」
そ「そりゃあそうだろ。ちなみにAは
何人欲しいの?」
意地の悪い質問をぶつけてみる。
もちろん純粋な彼女は少し頬を染めて
正直に答えてくれる。
「えっと…男の子と女の子1人ずつ欲しいんです。」
そ「欲張り。」
そういってAに覆いかぶさり口付ける。
「でも、そらるさんとの子どもだったら
女の子でも男の子でも嬉しいです!
私、頑張っていいお母さんしますよ!」
そ「Aのほうが子どもに見えるかもな」
「えー…」
よしよしと頭を撫で、ふたりで溶け合う。
そろそろ…指輪買おうか………。
この夫婦修行が終わりを告げたら
本当の夫婦にでもなろうか。
そ「愛してる。」
「なんだか、そらるさん少しだけ大人びましたね?」
そ「修行の成果。」
「私はどうですか?」
そ「子ども。」
「ふぁっ!?」
君はそのままでいいよ。
俺は今の君がとても愛おしいから。
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しゃけご飯(プロフ) - 夢主ちゃんが倒れた時、思わずえっと呟いてしまいました。短編の小説の中で作者様の言いたいこと、伝えたいことがよく分かりました。親戚の方のご冥福をお祈りします<(_ _)> (2019年5月17日 0時) (レス) id: 459be71871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sugar | 作成日時:2019年5月6日 21時