側にいる人 【霜降り明星 粗品】 ページ8
すずさんのリクエストです。
※｢出逢い｣の続編です
・
先輩1｢今から若手さん何組か入るから、楽屋前にネームボード付けておいて。大至急。｣
『はい！』
先輩2｢片瀬さーん。こっちにペットボトルのお茶入ったダンボール一箱持って来てくれる？｣
『ただいま！』
粗品さんの紹介で、なんとかなんばグランド花月のアルバイトに付けた私。お給料もそこそこ。なんとかやらせて貰っているのだが、なにせバイトさんが少ないらしい。
私のお仕事は猫の手も借りたいほどです。
しかし、そんなある時のこと。
先輩｢片瀬!!｣
『は、はい！』
先｢お前今日は中田カウス・ボタンさんが来るからパイプ椅子ふたつ用意しとけって言ったやろが！｣
『すみません！忘れて、ました。』
先｢謝って済むもんやないわ!!大ベテランさんやぞ!?今回は許して下さったものの、次はあらへんからな！｣
『はい！本当にすみませんでした！』
深々と頭を下げて、先輩を見送る。初めての失敗がこんなに大きなことで、先輩に凄く怒られて、一気に頭が真っ白になった。
ヤバ、泣きそう…。
瞬きしてしまうと涙が出てしまいそうで、必死に一人で顔を下げて堪えていた。泣いちゃダメなんだ。せっかく粗品さんが誘って下さったお仕事は、楽しまなきゃ。
粗品｢ひっどいツラしてるわぁ。｣
いきなり覗き込んできた粗品さんに驚いて、私はパッと顔を上げる。目の前に居た貴方は、笑ってもいなくて、困った顔もしてなくて、意地悪そうな顔もしてなくて、ただ私を見つめていた。
『……粗品さ((粗｢俺でええなら話とか聴きますけど。｣
『え…』
粗｢やけど、難しい話とかは嫌いですからね。｣
私の隣に立って、壁にもたれかかる粗品さんは、ぶっきらぼうにそっぽを向いてそう言った。
それでも、私を心配してくれている。
『……ありがとうございます。』
何も言わずに、私の話を聴いてくれた粗品さんはなんだかカッコよくて。自然と私の顔も笑顔になってきた。
側にいてくれる人は、すぐ近くにいて。
それが貴方だって、
今、初めて気付けたんです。
一瞬で 【とろサーモン 村田】→←貴方が好きです【囲碁将棋 文田】
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さどん - リクエストでぺこぱお願します。 (2021年5月3日 19時) (
レス) id: 181cff0615 (このIDを非表示/違反報告)
Flapping - からし蓮根の青空さんと付き合ってる設定でお願いします!！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: 30c0a1677c (このIDを非表示/違反報告)
ねね - ぺこぱのシュウペイさんとお風呂一緒に入りたいです (2020年9月10日 22時) (レス) id: 7b44f3b801 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ライスの田所さんで,甘い感じのカップルみたいな感じでお願いします！なんか二回に渡って書いちゃってすみません。 (2019年9月27日 23時) (レス) id: 18493058fb (このIDを非表示/違反報告)
ひな - リクエストお願いします！ (2019年9月27日 23時) (レス) id: 18493058fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2018年4月18日 23時
