◇ ＷＥＳＴの歌姫。４

◆． ページ10

Aｓｉｄｅ









ｰ ﾁｬﾘﾝ


ｰ ﾋﾟｯ


ｰ ｶﾞｺﾝｯ



『…はいっ』



神山｢？｣



『それと…これっ、飲んで？』



神山｢……え？｣








自販機で買ったポカリと
常備してる薬をともに渡す。









神山｢…なんで、？｣



『バレへんと思った？』



『具合、悪いんやろ…？』



神山｢……｣



『ともが私の体調にすぐに気づいてくれるように…』



『私やってともの体調が悪いのくらい、すぐに分かるんやから』ﾆｺ



神山｢！｣









みんなには心配かけたくなくて
普段通りにしようとする所、私とそっくりやもんな。







でも、私の目は誤魔化せへんで？

強がっても、私には分かるから。









…まあ、今さっきは他にも気づいてる人もおったみたいやけどな…？







神山｢…ありがと、｣



『…収録、いけそう？』



神山｢ん、大丈夫｣



『無理したらアカンで…って言うてもするやろうし…』



神山｢…うん。笑｣



『せやから、あとこれだけ、頑張ろうな？』



『出来る限り、フォローするからっ』



神山｢ん、ありがと｣









＊









『ただいま戻りました〜』



神山｢た〜｣



小瀧｢A！膝枕〜♡｣



藤井｢俺が今からAの膝枕で昼寝すんねん｣



小瀧｢だめっ｣



『あー…ツインのふたりはまた今度』



藤井.小瀧｢｢ええっ｣｣



『とものが早かったから…な？』



神山｢！｣



『おいで…？』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ



神山｢わーい…♪｣ｺﾞﾛﾝ



小瀧｢じゃあ…濱ちゃんでええわっ♪｣ﾄﾞｰﾝ



濱田｢う"っ……勢いよく来んなや…｣



『(ちょっとでも良くなるとええんやけど…)』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



神山｢……ｚｚｚ｣









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