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紫耀side
調子悪そうだから、食べさせることに…。
うどんは、小さいお椀に取り分けてあげてと…。
岸｢ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ﾓｸﾞﾓｸﾞ…。｣
紫耀｢岸くん？玉子のお寿司食べる？｣
小さく切って、口の中に放り込んであげたら、途中までﾓｸﾞﾓｸﾞしてたけど、飲み込めないのか、吐き出す仕草を…。
紫耀｢飲み込めない？｣
口元に手を差し出してあげたら、すぐ口から出したから、やっぱり、飲み込めなかったみたい。
岸｢もう、ないない…。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢もう、ないないする？｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
紫耀｢じゃぁ、ごちそうさまでした。しようか？｣
岸｢ぁぃ。ごっさま…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
すぐ抱っこをせがんできた岸くん…。
紫耀｢よいしょっと。｣
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
急いで食べて、部屋に戻った。
マネージャーさんには、前もって、岸くんの体調次第では、夜間救急に連れて行ってもらえるように頼んだ。
部屋に戻って、お風呂に入る準備。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
岸くんは、ずっと、ベッドにゴロンってしてる。
お風呂の準備が出来て、身体をシッカリ温めて、手早くお風呂を済ませた。
急いで岸くんの身体を拭いてと…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…おぇ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢げぇしそう？｣
岸｢げぇ…ないない…。｣
紫耀｢大丈夫？｣
岸｢ぁぃ。｣
岸くん…眠いね…。
指しゃぶりし始めたから…。
パジャマ着せて、歯磨き済ませて…。
指しゃぶりと水分補給を交互にしてる岸くん…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢岸くん？一緒にねんねしようか？｣
岸｢ぁぃ。｣
カメさん柄の毛布を掛けてあげて、部屋を薄暗くして、背中をトントン…。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢苦しいね？｣
岸｢ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…。｣
もう少しで寝そうって時に、ムクって起きて、ちょこんと座った岸くん。
岸｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…。｣
紫耀｢寝れない？｣
岸｢…げぇ…でりゅ…。｣
紫耀｢げぇ出ちゃう？｣
岸｢おぇ…。｣
急いで近くに置いてたタオルを口元にあてた。
涙目で一点を見つめてるけど、出そうにないかな？
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年11月22日 22時
