08.体調不良(神宮寺勇太) ページ8
岸side
マネージャーさんに家まで送ってもらって、泊まる準備をして、急いでドラッグストアーへ。
冷えピタ買って、うどん買って…。
よし！
急ぐか！
神side
ん〜…。
頭が…痛い…。
ゲホッゲホッ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ゲホッゲホッ…。
おぇ…。
…。
廉side
洗濯機も回したし…。
あとは、岸さん待ちやな。
リビングに戻ったら、神が頭を押さえてたんよね。
痛いんかな？
…ん？
ソファーが濡れとる…。
とりあえず、濡れタオルと乾いたタオルで拭いてと…。
もしかして、さっき飲んだやつが逆流したんかな？
廉｢神？｣
神｢頭が…痛い…。｣
廉｢電気、消そうか？｣
神｢ゲホッゲホッ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ゲホッゲホッ…。｣
部屋を薄暗くしてと…。
廉｢あとで軽く食べてから、薬飲もうな？｣
神｢ゲホッゲホッ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…。ｺｸﾘ…。｣
ﾁｸﾀｸ…ﾁｸﾀｸ…。
ﾁｸﾀｸ…ﾁｸﾀｸ…。
岸side
到着!!
俺ね、家からアイスノン持って来たんだよね!!
何か一つじゃ足りない気がして…。
廉side
ピンポーン…ピンポーン…。
あ、来た。
ピンポーン…ピンポーン…。
ガチャ。
岸｢おう。遅くなって悪ぃ。これ、頼まれたやつ。｣
廉｢おん。ありがとな。｣
岸さんを連れてリビングへ。
岸｢部屋…何で薄暗いの？｣
廉｢頭痛いんやて。だから。｣
岸｢そっか。｣
神｢ゲホッゲホッ…。｣
廉｢神？岸さん、来たで？｣
神｢ゲホッゲホッ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ゲホッゲホッ…。｣
ついでに水分補給させるか…。
廉｢神？水分補給しようか？｣
ゆっくり身体を起こしてと…。
神｢ん〜…。ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
岸｢神宮寺？大丈夫か？｣
神｢…？…岸…ゲホッゲホッ…くん？｣
岸｢おう。調子悪いな？｣
神｢…ｺｸﾘ…。ゲホッゲホッ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…。｣
廉｢夜ご飯が出来るまで、少し寝とき？｣
神｢…ｺｸﾘ…。｣
ゆっくり身体を横にして、毛布を掛けた。
廉｢岸さん？ちょっと、来て？｣
岸｢ん？｣
俺は、岸さんを風呂場に連れて行った。
岸side
廉に風呂場に連れて来られて、何かと思ったら、嘔吐物が付いた毛布が…。
岸｢おぉ…。｣
廉｢俺さ、今からコインランドリー行ってくるわ。｣
岸｢これ…モザイクありだな…。｣
廉｢一応、手洗いしたんやけど…。｣
岸｢俺が行ってこようか？｣
廉｢いや、岸さんは、夜ご飯作ってて？俺、その間に行ってくるから？｣
岸｢わかった。｣
とりあえず、２人で毛布を袋に詰めた。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
