43.体調不良(神宮寺勇太) ページ43
海人side
紫耀…。
紫耀…。
紫耀side
よし、キレイになった。
においも大丈夫そうかな…？
さてと、手を洗ってから、戻るか…。
海人｢紫耀ー!!紫耀ー!!｣
ん？
海人｢紫耀!!神が車内で吐いた!!｣
紫耀｢えっ!?｣
海人｢今、廉と岸くんが対応してくれてる!!｣
紫耀｢嘘でしょ!?｣
海人｢とりあえず、早く来て!?｣
紫耀｢あ、うん!!｣
急いで移動車に向かってたら、廉が手を丸めた状態で、トイレに向かって歩いてきた。
紫耀｢廉!!｣
廉｢おん。｣
紫耀｢神がまたげぇしたって!?｣
廉｢おん。受けるもんが無くなって、俺の手に吐かせたから、ちょっとゴメンな。｣
紫耀｢あ。うん。｣
神…大丈夫かな？
…急ごっ。
岸side
キレイなタオルで神宮寺の口元を拭いてと…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢スッキリしたか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
…？
胸元をさすってるけど…まだ気持ち悪い感じか？
神side
ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
吐いても、吐いても…気持ち悪い…。
ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
ダメだ…また吐きそう…。
うっ…。
岸side
神｢うっ…。｣
え？
神宮寺がいきなり｢うっ…。｣ってしたから、急いでタオルを口元に持っていった。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢大丈夫か？吐きそうなら、吐いていいぞ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
とりあえず、背中をさすったり、軽く叩いたり…。
岸｢出そうにないか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢岸くん？大丈夫？｣
岸｢おう。何とか…。｣
やっと紫耀が戻って来てくれた。
紫耀side
移動車に乗ったら、げぇしたにおいが充満してた。
岸くんとバトンタッチして、神の背中をさすった。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢げぇしそうならしていいよ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…気持ち悪い…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢気持ち悪いね…？｣
岸｢さっき、結構な量吐いたんだよな…。｣
…？
紫耀｢これ、さっきげぇしたやつ？｣
岸｢そう。｣
足元にあったタオルの中を確認したら、黄色っぽいドロッとしたやつをいっぱいげぇしたみたい。
紫耀｢神？車の外で、口の中、キレイにしようか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
げぇしそうになかったから、岸くんと海人にも手伝ってもらって、神を移動車から降ろそうとしたら…。
神｢げぼっ…。｣
まさかのドアのところでげぇしちゃった…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
