39.体調不良(神宮寺勇太) ページ39
岸side
少し離れたところで、何回かうがいさせたんだけど…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢大丈夫か？｣
神｢おぇ…。ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
これって…背中さすったほうがいいんだよな…？
紫耀side
あれ？
何か、げぇげぇしてる？
紫耀｢大丈夫？｣
岸｢おう。｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢神？げぇしたかったら、そのまま我慢せずにしていいよ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。げぇぇ…。｣
よしよし…。
紫耀｢岸くん？｣
岸｢ん？｣
紫耀｢車に戻ったら、神をすぐ寝かせるからさ、少し大きめのタオルがあったら、敷いといてくれない？｣
岸｢わかった。｣
気持ち悪さがなかなか抜けないね…。
神｢げぼっ…。ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
大丈夫だからね…。
岸side
タオル…タオル…。
海人｢神…大丈夫？｣
岸｢ちょっと今また、吐いてる。｣
タオル…ないな…。
廉｢何探してる？｣
岸｢大きめのタオル…。｣
海人｢あ、俺持ってるよ？はい。｣
岸｢お!!サンキュー!!…汚れても大丈夫か？｣
海人｢うん。お互い様だから。｣
岸｢ありがとな。｣
海人｢うん。｣
よし、出来た。
紫耀side
嘔吐きがまだあるけど、うがいをさせて、げぇしちゃったところを、水で簡単にキレイにしてと…。
フラフラな神を連れて、車内に戻った。
岸｢あ、紫耀、準備出来てるぞ？｣
紫耀｢ありがとう。神？ゆっくり横になろうか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢げぇは？大丈夫そう？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺｸﾘ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
身体が熱いな…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢神？座薬入れようか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢ここで？｣
廉｢今？｣
紫耀｢うん。身体が熱過ぎるから。｣
げぇする回数も多いし…。
海人side
体温計…体温計…。
あ、あった!!
紫耀side
座薬の準備をしてと…。
海人｢紫耀？｣
紫耀｢ん？｣
海人｢体温計。｣
紫耀｢持って来てたの？｣
海人｢うん。｣
紫耀｢ナイス!!海人!!｣
急いで体温計を脇に挟んだ。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
キツいね…。
海人｢冷えピタもあるよ。｣
紫耀｢ありがとう。｣
冷えピタは海人が貼ってくれた。
ピピピ…。
マジか…。
紫耀｢39.4℃。座薬入れるわ。｣
呼吸が荒くなってきてるから、急がないと…。
40.体調不良(神宮寺勇太)→←38.体調不良(神宮寺勇太)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
