声が聞きたい。Daiki.S [2]

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あの日、たまたま同じ駅にいただけの俺たち









もし、俺が定期を落としてなかったら









Aが拾ってくれなかったら









俺たちが大学生になって、大学ですれ違っても何もなかった









俺に出会わなかったら、Aは声を出そうなんて思わなかったかも









俺もAに出会わなかったら、つまらない毎日を送ってた









「…っん"っ、っあーーー」




『おぉ、わりとすんなり出るやん』




「ん"んっ、、っだいきくん、」




『ん？』




「っ、、っすきやで、！笑」




『ははっ、俺はだいすきや！笑』









まだか細い声しか出てないけど









もしかしたら、Aが話せるようになる未来は近いのかもしれない








END

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