上の空 ページ24
風丸「A!そっちにいったぞ!」
A「えっ!あっ、はい!」
A「いきますよ!円堂さん!」
と、片足を振り上げるA。だが
円堂「A?それボトルだぞ?」
A「あ、あれ!?す、すみません!間違えました!」
万作「ボールとボトルを間違える奴なんているのか…?」
休憩時間では
A「ふぃーっ。疲れたぁ」
そういってタオルで汗を拭き取った。
はずだったのだが。
つくし「あ!Aちゃん!!それは吹雪君のジャージ!!」
A「ええ!?わわわ本当だ!!ごごご、ごめんなさい洗って返します!!」
吹雪「うん;」
あのキスの後の練習ではAは上の空で練習に身が入らない状態だった。
だってあんなの初めてだったし!
なんとか悠馬が途中でが意識を取り戻して止めてくれた。
「これはまたお仕置きが必要だね」とにっこりと笑ってたけど、その目は決して笑ってなどいなかった。
一方の野坂は
円堂と1対1のPKをしていた。
円堂「うおっと……野坂、何だかいつもより威力がつよいな!」
ニカッと笑う円堂。
野坂「ありがとうございます」
野坂は円堂に会釈をしてくるっと後ろに振り替える。
……不運なことに後ろにいたAはバッチリ目が合ってしまって。あははとなんとか口角を上げて笑って見せる。
そんなAに野坂もまた笑って見せる。
A(笑ってない。笑えてない。目がお怒りだ………)
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時