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やっと繋がった思考に思いを馳せていると急に後ろから乱暴に肩を掴まれる。
振り返れば騎士様が顔を歪めながら私を見下ろす。
「おい！Broooock様がご挨拶されているのに無礼だろうが！！！」
そう男が怒鳴りつけた瞬間、
頬に何か生暖かいものが付着した。
そしてバタンッと大きい音を立てて騎士様が顔を真っ赤にして倒れた。
br「無礼なのは君だよ。僕は下がっていいよって言ったよね？
なのに何でまだ居るの？てか何勝手にAちゃんに触ってるの？」
「うっ……も、申し訳……ございませ…ん」
息も絶え絶えの騎士様は傷口を押さえて謝罪を口にしたが、Broooock様が彼の額に刺さったナイフを引き抜いた途端、さっきとは比べものにならない量の血が吹き出して天井まで赤く染めた。
br「これ片付けておいてね〜」
まるでおもちゃを捨てるような言い草。
体温を感じない目つきが再び私に向くと瞬きを一つした途端にその色を変えた。
br「こんなに汚しちゃってごめんね〜。汚いから先にお風呂入らない？準備させるよ。」
ゴシゴシと頬についた血を拭う仕草をするBroooock様。優しく添えられた手を振り払うと彼の海のような瞳は大きく見開かれた。
br「あ、ごめん。びっくりしたよね？いきなり連れてこられて。
でもね、君にどうしても僕のところに来て欲しいから頑張って探したんだよ？
それで半日もかかっちゃったんだ〜。」
『店を壊す必要はあったんですか？』
br「え？だって僕のところにずっと居るのに店なんか必要ないじゃん。
ここにいた方が君は幸せだし、帰るところなんて要らないでしょ？」
まるでそれが満点の回答のように誇らしげに笑顔を向ける。
その笑顔はどこか歪で壊れている様にも見えた。
『……貴方様にとって私ってなんですか？』
br「んー？えぇ〜、何だろうね〜。」
『まあ、どうでもいいです。』
br「え〜、なんで聞いたのさ〜」
『私が居なくなったら困りますか？』
br「そんなの当たり前じゃん。昨日から寂しいんだもん。
君が居ないと僕、可笑しくなっちゃいそう…」
するり、腰を這う手。物欲しそうな目。
『私…』
徐々に近づく端正な顔。
br「目、閉じて」
言われるままに目を閉じて、そして開く。
乾いた音が部屋に響き渡る。
頬を抑えたBroooock様は両目を大きく開いてこちらを見つめていた。
『私、貴方の事嫌いです』
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そらと。(プロフ) - 天音さん» あら、それは運命ですかね、、、また見つけてくれてありがとうございます。頑張りますね！ (2022年3月4日 7時) (
レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - まだログインもしてなかったし、お気に入り登録とか知らなかった。そんな昔にみたお話...、のはずなのにまた見つけられた...？！このお話はおもいでの作品のうちの1つです。無理せず頑張ってくださいね！！！ (2022年3月3日 0時) (レス) @page9 id: 511b9233eb (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 狛犬さん» フォローありがとうございます！！ (2021年11月17日 18時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
狛犬 - お手数かけてすみません！アカウント名は「狛犬 @nTdKEqUijhOcqHZ」です誤字ってたらすみません！ (2021年11月16日 18時) (レス) id: 0666cd5f1f (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 狛犬さん» うーん、、、一応私のプロフにもHPの欄にURL載せてるのでそこから飛べなかったら私がお迎えに行きますのでユーザー名など教えて頂けると嬉しいです！ (2021年11月12日 17時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2021年9月20日 3時
