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「なっ、野蛮ですって！！？」
『ええ。ここは国の主要人物が集まる言わば国の“脳”。
であるにも関わらず貴女は....ふふっ...あぁ....どこかで見たことあると思えば
貴女ってあれに似ているのね...ほら、あの....』
わざとらしく考えるフリをして、あ！と声を出して両手を合わせる。
『シンバルを持ったお猿さんのお人形にそっくり！』
「はああああああ！！？」
まるで周りが見えていないのか、先輩は声を上げることをやめない。
いよいよ怒りが極致に来たのかずかずかと大股で距離を詰めてきた
そしてバッと手を高い位置に上げて思い切り振り下ろす
「何してるの？」
低く、凛とした声が耳に届いたのと
パンッ！と破裂音にも似たそれが廊下に鳴り響いたのはほぼ同時だった。
やっと周りの声が耳に届いたのか、ハッと目を大きく見開いた先輩は
声のする方を勢いよく振り向いた。
「あ....あ......」
壊れたロボットのように途切れ途切れにしか言葉を発さない彼女のさらに奥、
その人物は鋭い眼光をこちらに真っすぐ向けて立っていた。
「きん.....と...き....様.....」
kn「ねえ。何してんのって質問してるんだけど」
疑問形ではない。これは命令だ。
さっきまで真っ赤だった顔を今度は真っ青に染めてガタガタと震える先輩は顔を俯かせたまま口を噤む。
kn「答えられないの？これだけの騒ぎを起こしておいて何もなかったなんてことないよね？」
「い、いえ.....これは....その....」
言い訳でも、嘘でもなんでもでっち上げればいいのに。
先輩は相変わらず大した言葉も発せずに震えているだけ。
それほどまでにこの人が怖いのか？Nakamu様も同じくらいだと思うけど。
kn「何も言わないならこれだけ騒いだ罰を受けてもらうから」
彼の手には重々しい剣が握られている。
それを見た先輩はヒッと声を上げてすぐさま地面に膝をついた。
「お許しください！お許しください！ど、どうか命だけはお助けください！」
kn「もっと早く口を開けば生きてたかもしれないね」
勢いよく吹き出す真っ赤な血液に既視感を覚えた。
あぁ、2週間前もこんなことあったな。
彼女の首が付いていたところの少し先にあるきんとき様の足が黒く濡れている。
その足がスッと私の前までたどり着いた。
近くで金属音が小さく鳴った。
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そらと。(プロフ) - 天音さん» あら、それは運命ですかね、、、また見つけてくれてありがとうございます。頑張りますね！ (2022年3月4日 7時) (
レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - まだログインもしてなかったし、お気に入り登録とか知らなかった。そんな昔にみたお話...、のはずなのにまた見つけられた...？！このお話はおもいでの作品のうちの1つです。無理せず頑張ってくださいね！！！ (2022年3月3日 0時) (レス) @page9 id: 511b9233eb (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 狛犬さん» フォローありがとうございます！！ (2021年11月17日 18時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
狛犬 - お手数かけてすみません！アカウント名は「狛犬 @nTdKEqUijhOcqHZ」です誤字ってたらすみません！ (2021年11月16日 18時) (レス) id: 0666cd5f1f (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 狛犬さん» うーん、、、一応私のプロフにもHPの欄にURL載せてるのでそこから飛べなかったら私がお迎えに行きますのでユーザー名など教えて頂けると嬉しいです！ (2021年11月12日 17時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2021年9月20日 3時
