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『なにしてん』
俺は無意識の内に話し掛けてしまっていた
「……………!!」
Aは俺に気付くと、驚きのあまり言葉も出ない様子やった
なんで、なんでこんなところにおんねん
「ひっさしぶりやなぁ!Aちゃん!」
「う、うん、久しぶり……」
照史が助け舟を出してくれたおかげで、なんとか返事を返せたようや
「ほらー!淳太くんもそんなコワイ顔せんと、ほかに言うことあるやろ?」
『ないわ』
「……………」
居心地の悪い空気が流れる
「んーー、Aちゃん、いまからちょっと時間ある?」
「え?えっと、少しだけなら………」
「よっしゃ!ほな行こか」
『は?どこ行くねん!?』
いたずらっ子のような笑みを浮かべて照史は言う
「決まってるやろ!」
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作者名:そら | 作成日時:2020年2月10日 15時