検索窓
今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:17,138 hit

18 ページ18

2年ぶりに、ひとつのテーブルに向かい合って食事を摂る





ここだけ切り取ると、ほんま昔と変わらん錯覚を覚えてしまう






さらに綺麗になったなって気付いてまうやん








『突然職場に押し掛けてごめんな』



「んーん。照史くんに聞いたんだよね?



私こそ、、淳太に話さなくちゃいけないことたくさんあるよね……ごめん」



『いや、何も知らんくて、、今までほんま、ごめん』





ふたりして謝り合う気まずい空気






かと思いきや、「ふふ」と笑うA




『なんやねん』





2年ぶりの再会やぞ?もっとなんかあるやろ






「淳太変わらないね。ほっとする」


『はー?ほんまおまえは、、』





俺、事情はわかったけど、黙っていなくなったことに怒ってんのやけど






こういうとこや







こういうコイツのやわらかいところに俺は惚れとったんや









「淳太、ほんとにごめん。自分から会いに行けなくてごめん」


『うん』


「何にも相談しなくてごめん」


『うん』


「それから、えっと、、ひとりにさせちゃってごめん」


『ほんまやで』



そこまでひと息に言うと言葉に詰まらせてしまったようだった









『A、おかえり』



「………………ただいま!」






泣きながら笑うなや






もう怒る気なんて失せるやん

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
449人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:そら | 作成日時:2020年2月10日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。