battle57 ページ10
*コネシマ side*
何度目かの発砲音の後(ｱﾄ)、俺は崩れ落ちた。
男「チッ、しぶとい野郎だぜ……」
リッターを持ち去ろうとする男の足首を掴み、意地で引き止める。
コ「返…せ……。大事な物…なんや……！」
大先生の思いと、ショッピ君の決意が詰まった…この世に一つしかないブキなんやっ……！！
男「アァ……？ うるせーよ！！」
バッと俺の手を振り払った男は、俺のわかばを取り上げた。
男「まだこんなブキ持ってんのかよ……ダッセー」
パッと手を放した男は、地面に落ちたわかばシューターを踏み潰した。
コ「あ……」
男「安心しな。このリッターは良いブキだから、ちゃーんと使ってやるよ」
男たちの笑い声が、徐々に遠ざかっていく。
ダメや…絶対守り抜くって…言ったのに……。
『大事に使ってくださいよ？』
『……今思えば…どんな気持ちで受け取ったんかな、あいつ』
コ「っ……」
二人の…大事なブキやのにっ……。
このままじゃーーー。
「コネシマっ！！」
突然駆け寄ってきたのは、意外な人物。
コ「───オス…マン……？」
オ「監視映像見てたらお前が映ってて……。大丈夫か!?」
俺の体をそっと起き上がらせるオスマン。
一瞬安堵したが、すぐに状況を思い出す。
コ「リッター…ショッピ君のリッターがっ……」
立ち上がろうとする俺を、オスマンが押さえつけてくる。
コ「離してくれっ……！！ 取り返さなっ……。アレは…大事なっ……！！」
オ「っ……ダメや！！ こんな状態のお前を、これ以上立ち向かわせるわけにはいかん。……情けない話、俺が行ったところで…体がもつかわからん」
コ「っ……！」
辛(ﾂﾗ)そうに顔を歪めるオスマンに、抵抗をやめる。
オ「……許してくれ。お前らには……俺みたいになってほしくないんや」
すでに男たちは姿を消していたが、もうそれすらも考えられなくなってきた。
オ「とにかくペ神の元へーーーコネシマ？」
限界が来たのか、気付けば意識が暗転していた。
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空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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