battle78 ページ31
*グルッペン side*
画面越しに一部始終を見ていた俺は、ふっと力が抜けてその場に座り込んだ。
ト「グルさん!?」
慌ててしゃがむトントンに、小さく微笑んで見せる。
グ「大丈夫だ。安心したせいか……力が抜けてしまった」
トントンに手を借り、すぐに立ち上がる。
ト「とりあえず、ゾムが帰ってきたら休み？ ぶっ倒れられても困るわ」
グ「そうだな……。そうさせてもらおう」
苦笑したその時、玄関の方から話し声が聞こえてきた。
鬱「お、帰ってきたみたいやな」
皆で玄関に向かうと、ゾムとロボロが立っていた。
グ「ゾムっ……！」
ゾ「！……ただ、いま」
オ「ロボロもお疲れ様〜。……大丈夫か？」
くたびれた様子でゾムに背負われているロボロは、へらっと笑った。
ロ「あはは…さすがに疲れてしもて……」
ゾ「多分……アイツらが使ってたの兵器用インクや。ホンマ、怪我無かったのが奇跡やで……？」
確かに、疲弊しているものの目立った外傷は無さそうだった。
グ「……感謝する。よくやってくれたな」
ロ「ううん、成功して良かったわ」
鬱「ちょっと休みぃやロボロ。お疲れやろ」
ロ「あー……じゃあお言葉に甘えて」
鬱「ゾムもな」
ゾ「！ ああ……」
ロボロを大先生に預けて部屋へ向かおうとするゾムの様子が気になり、咄嗟(ﾄｯｻ)に声をかける。
グ「待て。……顔色が優れないゾ。ヤツらと何かあったのか？」
ビクッと足を止めたゾムは、こちらを向かずに答えた。
ゾ「……何も無いで？ 飯できたら呼んでな」
明らかに反応したものの、何も語る事無くゾムは自室へ行ってしまった。
だが、ヤツらはゾムの元仲間。ソイツらと接触して、何も無いわけがない。
グ「……なぁロボロ、お前は何か聞いてーーー」
視線を向けるも、ロボロはすでに爆睡していた。
鬱「まぁ……しゃあないよな;; 俺の部屋にでも寝かせとくわ」
ロボロを抱えたまま出ていく大先生を横目に、ゾムの事を考える。
ト「何か気になる事でも？」
グ「……いや、なんとなく…な」
まさか…“あの時”の事を……。
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空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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