battle70 ページ23
*ロボロ side*
ロ「あれ……ゾム？」
訓練場へ戻ると、ゾムの姿が無かった。
まさか、ばっくれた……なんて、あるわけないよな。
普段はおちゃらけている節もあるが、バトルに関しては真剣に向き合う男だ。
そんなゾムが、俺との特訓を放って勝手にどこかへ行くとは思えない。
何かあったんやろか……。
妙な胸騒ぎに急かされてスマホを取り出したその時、ちょうど電話がかかってきた。
一瞬ゾムかと思ったが、画面に表示されていたのは別の名前だった。
ロ「グルッペン……？」
何の用だろうと不思議に思いつつ、すぐに出る。
ロ「もしもし？」
グ『ロボロか。今、訓練場だな？』
ロ「え？ う、うん。そうやけど……」
どこか緊張感のあるグルッペンの声に、嫌な予感がした。
グ『落ち着いて聞いてくれ。───ゾムが攫(ｻﾗ)われた』
ロ「え……」
あのゾムが……？
グ『居場所はすでにわかっている。……だが、俺たちが行けばすぐに勘づかれて、ゾムに危険が及ぶかもしれない。そこでだ……
───お前が行ってくれないか？ ロボロ』
ロ「え……お、俺が？」
グ『ゾム直々に隠密術を教わっているお前なら、最小限の被害で抑えられるかもしれない。……突然こんな大役を頼んで、すまないと思っている』
グルッペンの声から、言い表せない不安が感じられる。
そら心配よな……。
ロ「でも俺…まだ全然ダメやし……」
グ『そんな事はない。いつもゾムが言っていたゾ。『ロボロは化ける。いつか絶対俺を越える』……とな』
ロ「……！」
ゾムは…俺に期待してくれている……？
それなら…その期待に応えたい……！
ロ「っ……わかった。俺が行く！」
グ『……ありがとな。位置情報をそちらに送る。……あとは任せたゾ、ロボロ』
ロ「おう！」
通話が切れ、すぐに位置情報が送られてくる。
ロ「よしっ……行こう」
待っててな、ゾム。
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空文 加菜(プロフ) - ゆきさん» 悩むんですよねぇ彼の口調…。結局途中で変えるという(笑) (2018年8月14日 4時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まってwwひとらんの口調に笑わせられるww (2018年8月14日 0時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» うわぁ…妄想がはかどr(( (2018年8月8日 22時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
兎危@緑君は天使です。これ絶対← - 空文 加菜さん» ですね...w筋肉凄い(こなみ)らしいですよ。知りませんけど() (2018年8月8日 22時) (レス) id: 83b7e38493 (このIDを非表示/違反報告)
空文 加菜(プロフ) - 兎危@緑君は天使です。これ絶対←さん» そうなんですか(笑) 結構厳しいお人になっておりますね…w (2018年8月8日 17時) (レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
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