彼等は 45 ページ47
貴「キヨ〜何書いてるの〜?」
キ「何お前、眠いの?」
貴「んーん、眠くない」
キ「あーそういや元の性格そんなんだったな」
勉強会が終わって、皆が寝静まった時間
キヨは一人、スタンドの明かりをつけて机に向かっていた
こんな時間までなにしてんだろ
私もさっきまで寝てたんだけど
貴「それで、何書いてるん〜?」
キ「あぁ、まぁ、下剋上?」
貴「誰宛〜?」
キ「―――我々宛だ」
その言葉に、少しまだ眠気の残った頭が覚醒した
横からその紙を覗き込む
キ「…俺、思ったんだ。変わりてぇって。だから、これはその為の1歩だ」
内容は―――
―――だそうだ
キヨらしいな、って
貴「…ふふっ、言葉遣いとか、気を付けた方がいいよ。マンちゃん…オスマン君語彙力凄いから」
キ「いやいや、天才の凄いは頭可笑しいからほっときゃあ良いんだよ。そもそも俺が追い付けるわけねぇ」
貴「潔いよね」
キ「それが俺のもっとうだ」
ドヤ顔で言うことじゃないと思う
結局それは朝までかかり、起きた皆に見せたら大バッシングを受けていた(キヨが)
最終的に折れてくれたけど
真っ向から喧嘩売るような事やめてよね〜ってフジが苦笑いしてた
これは喧嘩ではなく、挑戦
変われるかもしれない
最俺のお陰で、私は強くなれる気がする
貴「…じゃあ、この後は広場行かないとね」
キ「お、そうだな。早速今日からやるか!」
こ「うわぁwwハードだなぁww」
ヒ「あーあー二次元尊いわー」
フ「ヒ、ヒラが壊れた!」
謎の茶番劇を繰り広げながら一階に降りてくる
今日も優しそうな笑みを浮かべたフジ母がご飯を作ってくれていた
前こんなに作るの大変じゃないですか?って聞いたら、作るの好きだから寧ろ嬉しいって言ってくれたんだよね
良いお母さんだなぁ
貴「今日も美味しいね」
ヒ「だね。フジもこれ位出来たら直ぐにでも一人立ち出来るよ」
貴「器用だからいけそうだよね」
前目玉の怪獣めだマンを見せて貰ったけど、すっごい完成度高かった
…ちょっと気持ち悪いとか別に思ってないからね(ボソッ)
フ「ハックション!!」
キ「おうえーい」
こ「は?」
ヒ「何やってんだろね」
貴「さぁ?」
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trap(プロフ) - 麗音さん» わざわざコメントありがとうございます!そう言ってもらえると凄く嬉しいです!更新頑張ります! (2018年9月15日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - え…好きです…好きです(語彙力)面白いです、更新応援しております! (2018年9月15日 21時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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