彼等は 37 ページ39
こ「お前ら寝るぞー」
あれからお風呂も歯磨きも済ませ、各々持ってきたパジャマに着替え、勉強を再開していた
私も宿題終わらせて、教えながら自主勉してた
それが0時過ぎまで続いて、流石に寝るかと言う事になり、机やらを片付けて布団を敷いた
縦に川の字に3人、その足元に横向きで2人
私は川の字に3画目のところになった
横はフジ、足元がこーすけ
なんか足向けるの申し訳ない
と言うことになり、全員中心に頭を向けて寝ることにした
パチリと電気が消える
目を閉じれば、すぐに夢の中だった
.
.
...ゴボゴボ...○o。....*。◯ブクブク。...
堕ちていく...深くに...
「あんたなんか、生まなきゃ良かった」
辛い...痛い...苦しい...息が..できな..ぃ...
.
.
貴「ッはぁ…はぁ…」
心臓がまだバクバク言っている
額には汗をかいていた
息が、乱れている
外はまだ暗く、時計を見てみればまだ2時過ぎだった
怖い。今寝たら、また同じ夢を見そうで
フ「ん〜…ぅ…A…?」
貴「ッ…ふじ…」
フ「どうしたの〜…?こわいゆめでもみたぁ?」
貴「…うん」
フ「そっかぁ…じゃあここおいで…」
そう言って自分の掛け布団を少しあげて、自分の横をポンポンと叩いてくれた
恐怖から一刻も早く逃れたかった私は、遠慮がちに隣に寝転ぶ
フジは私を抱き締めると、トントンと背中を叩いてくれる
それだけで恐怖が薄れ、同時に眠気も襲ってきた
大人しく、目を瞑った
ヒ「いやぁ、三週間位の関係なのに、ここまで発展する男女初めて見た」
こ「それな」
キ「こいつ蹴って良いか?」
ヒ「なになに〜?キヨ嫉妬〜?」
キ「お前代わりに蹴るぞ」
彼等の目線の先には、仲良く抱き締めあって寝ているフジとAの姿があった
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trap(プロフ) - 麗音さん» わざわざコメントありがとうございます!そう言ってもらえると凄く嬉しいです!更新頑張ります! (2018年9月15日 21時) (レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - え…好きです…好きです(語彙力)面白いです、更新応援しております! (2018年9月15日 21時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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