彼等は 35 ページ37
フ「第1回！最俺勉強かーい！！！」
最俺「「「いえーい！！」」」
貴「いえーい」
何故こんなにテンションが高いかと聞かれれば、分かんない←
なんでこんなにテンションが高いのだろう
集まったのはフジの家
今居る部屋は勿論フジの部屋だ。そこそこ広い
紫系の家具で纏められた部屋は、暗いと言うより大人っぽい
所々に黒があるところとか
ガラスで出来た丸机を囲うようにしてカーペットに座っている
机にはサイダーが
こ「A先生！ここはなんですか？！」
貴「ここはここの応用で―――」
キ「Aわかんねぇ！！」
貴「ここの文章に注目すると―――」
フ「Aさん助けて〜！」
貴「ここは大体問題が決まってるから―――」
ヒ「無理僕死ぬ〜A〜」
貴「こう言うのはまず法則を覚えるのが一番だから―――」
勉強会のはずが、私の授業みたいになってるんだけど
私の課題が進まないのだが
まぁ、良いか。たまには
キ「お前めっちゃ頭良いじゃん！」
貴「…いや、全然。そこは最近習ったところだから。前の所は、全然。テストは、良くて中間テストが70点行くか行かないか位」
ちゃんと書けたら、の話だけど
ヒ「それだけ取れたら十分だと思うけどな〜流石に昇格させてくれるでしょ？」
フ「あーでも、多分無理だと思う」
こ「なんでだ？」
フ「だって、上がった人見たことないし」
本当にその通り
E組に落ちた人で、誰も上がった人は居ない
今更だけど、E組は他のクラスと違って1つのクラスに纏められている
全学年が
だから1、2、3年生が、E組には集まっている
教師は諦めているのだ。落ちこぼれに教えることを
その誰もが、いくら良い点数を取っても、上がれないのだ
他のクラスと問題は全く同じな癖に
貴「上がれないよ。私立だからね」
私立は生徒からの信頼が大事だ
信頼がなければ親に告げ口され、辞められるなんて事もあり得る
そんな事になったら寄付金額が減っちゃうからね
キ「…じゃあ、俺等は何のために勉強してんだろうな…」
貴「…自分のため。だから、別に勉強しなくても良いと思う。私は、追い付きたいから、やってるだけだし」
他の人がキョトンとする中、キヨだけが目を伏せた
キ「…おっしゃ！んじゃ今回のテストで学年1位狙うぞ！！」
最俺「「「はぁああ？！？」」」
貴「…へ？」
彼はまた突拍子もないことを言い始めた
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trap(プロフ) - 麗音さん» わざわざコメントありがとうございます！そう言ってもらえると凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年9月15日 21時) (
レス) id: f8ddf3423a (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - え…好きです…好きです(語彙力)面白いです、更新応援しております！ (2018年9月15日 21時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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