【wrwrd】なんで俺じゃだめなんすか、先輩。【shp】

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〜Aside〜


shp「俺のとこ、来てくださいよ」


そう言われて嬉しかった


まさかショッピ君が私のこと好いてくれているなんて思ってもいなかったし


今ここで私が『はい』と答えれば、幸せになれるのだろう


ショッピ君は真面目でいい子だし、きっと浮気もしない


きっと、私を大切にしてくれる


…だけど


『ありがとう、ショッピ君…。けどごめんね。ショッピ君とは付き合えないよ』


私はまだ秀也が好き


ショッピ君の事も、正直全く恋愛対象として見ていなかった


後輩としては大好きだけれど、男として好きかと言われたら好きだとは言えない


こんな気持ちのままショッピ君と付き合うのは、秀也にもショッピ君にも失礼だと思う


shp「そうっすか。ごめんなさい、俺、こんなときに告ってしまって」


私がそんなことないよ、と首を振るとショッピ君は泣きそうな顔で笑った


『ごめん、先に戻るね』


その場の空気に耐えられなくなった私は足早に店を出た


ショッピ君が呼び止める声が聞こえた気がするけど、振り返ることはできなかった


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〜ショッピside〜


shp「あの、先輩日替わり定食！！」


そう叫んだが、先輩は振り返らず行ってしまった


目の前に置かれる2つの日替わり定食


昼休憩終了時刻まで残り30分


この店から会社まで徒歩約10分


shp「…食害やん」

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