【wrwrd】なんで俺じゃだめなんすか、先輩。【shp】

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〜ショッピside〜


電車で10分揺られて降りたのは原宿。


先輩も、まさかこんな若い人向けのところに連れてこられるなんて思っていなかったらしく驚いている


shp「さ、行きましょ」


『ショッピ君、ここ高校生とか大学生とかの年代の場所じゃあ…』


shp「うーん、確かに先輩四捨五入したら30代だしきついっすね」


『なっ…！まだ25だし！20代だし若いですぅ！』


冗談ですよ、と笑いながら竹下通りに入る


俺は入るのが初めてだが、昨日徹夜で十分リサーチ済。


shp「先輩見てください、これ食べましょうびよーんて伸びるやつ」


そう言って俺が指したのはチーズドック


最近人気らしい。知らんけど。


『あ、食べてみたかったやつ！』


shp「空いてるんで俺買ってきますね。先輩このベンチで待っててください」


そう言ってお店の方に向かう。


どうやら何種類か種類があるらしく、俺は定番の何もついてないやつとポテトがついているやつを注文した


どうやら注文を受けてから揚げるらしく、3分程待ってから受け取った


砂糖とケチャップ、マスタードを付けて先輩の元へ戻る


shp「すいません、遅くなりました。どっちがいいですか？」


『うーん、こっちの普通のやつ貰おうかな！ありがとう！』


そう言って先輩は財布を出そうとする


shp「いいですよ、今日は俺に奢らせてください」


『え、でも…』


今日ぐらいカッコつけさせてくださいよ、と言って笑うと先輩は『わかった、ありがとう』といってチーズドックにかぶりついた


shp「おぉ、思ったより伸びますね」


チーズを伸ばして遊ぶ先輩を横目に見つつ俺もかぶりつく


『あはは、めっちゃ伸びてる！写真撮ってあげる』


ｶｼｬｯと、先輩は俺の許可も取らず勝手に写真をとる


不満そうな顔をすると、先輩はその顔もカメラに収めてしまった


shp「(…楽しそうでなりよりっすよ、先輩)」

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