『僕が彼女に出会ったのは』 ページ17
piside
彼女は、綺麗だった。
初めて彼女を見たのはともさんのリアルイベント。
汗をかきながら僕らの弁当が入っていたダンボールを片付けにへら、と笑いながら人の対応もする。
遠くて、あまり見えないが彼女の汗が透き通っていて
汗ばんだ髪を耳にかけた。
僕は思わず生唾を飲み込み喉仏を揺らせた。
彼女が瞳に映った瞬間鼓動が高鳴ってやまなかった。
おかしくなるほどにときめいて酷く僕は動揺した。
初めてだった。
女性を好きになるのは初めてでは無いけれど
ここまで夢中になる事は初めてだった。
一目見た瞬間好きになってしまった。
いわゆる、一目惚れ。
しにがみが行きますよ、と俺を引っ張るも
俺の頭の中には名前さえも知らないあの人しかいない。
可愛くて、綺麗で、
舞台の上に立っても、赤ぺんラジオを済ませても気持ちが止むことは無かった。
そこからの行動は驚く程に速かったと思う。
まず2泊泊まる予定のホテルでともさんにあのスタッフさんのことを聞いた。
ともさんは
tm「えぇ！？知らなかったの！？」
と驚いてから、1拍開けて言った。
tm 「ゲーム実況者の、Aさんだよ。人手足りなくなっちゃったって連絡したら急遽来てくれたの。」
そう酒の缶を開けながらサラリと言いのけた。
え、
え！？
pi「え、え？待ってください、あのAさんですか！？」
動揺が隠せなくてもう一度聞き直す。
Aさんといえばゲーム実況会の女性トップ実況者の方…だよ、ね？
tm 「あのAさん以外に誰がいるの笑」
くつくつと手を押え笑いだした。
pi「あし…タモ…イルン…デス、カネ…？」
俺が勇気をふりしぼり正座をしながらともさんに聞くと
tm 「…美人だもんねぇ？？」
とにやにやしながら言われた。ぐっ！！
なんも言えない！だって美人だったんだもん
一目惚れなんてそんなもんだから…
今だって、頭の中に浮かぶ、
彼女の笑顔、汗ばんだ肌。髪。
考えるだけで、ぽひゅ、と冷たさが抜けてゆく。
tm 「わっかりやす笑
今日帰ったと思うよ、明日は来ないよ。
残念だったねクソメガネ」
笑いながらそう告げるともさん。
クソメガネってまた言ったね？
もう、会うことは出来ないのかと落胆とした。
イベントが終わってからもAさんの動画を見漁った。
これが、彼女。
今まで見ていなかったが本当に面白くって
しかも、これをしているのがあの彼女だと知って
僕の思いは日に日に強くなっていく一方だった
数ヶ月後
僕は彼女に会いに行った。
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ぽわ(プロフ) - 游月さん» ありがとうございます気づきませんでした…!!助かりました<(_ _*)> (2022年6月22日 17時) (
レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 柚衣さん» わぁ！ありがとうございます…!!とても嬉しいです!!ご注意ありがとうございます…気づきませんでした…!!ありがとうございますm(_ _)m (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - 三月さん» ありがとうございます…!!気づきませんでしたすみません…┏○ﾍﾟｺ (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
ぽわ(プロフ) - あまあまねさん» わぁあ本当ですね！？通知が溜まって見れずに気づきませんでした…ありがとうございます…!! (2022年6月22日 17時) (レス) id: 6be6b7bbaf (このIDを非表示/違反報告)
游月(プロフ) - オリ、フラ立ってますよ (2022年5月28日 7時) (レス) id: b6be8fe32c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽわ（ラテ） | 作成日時：2022年5月25日 1時
