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第7話 ページ9
*チーノ side*
パソコンに入った通信に気付き、首からかけている金色のペンダントをパカッと開ける。
そこに入っている小さな通信機は、パソコンに入った通信と直接繋がっている仕様なのだ。
チ「何の用や？ 情報に不備でもあったんか」
わざわざ連絡をよこしてくる人物など、一人しかいない。
アリメンターレ国の若き女王──カーラ。
カーラ『あら、そない冷たくあしらわんでもええやないの。独り自国を離れてスパイに
チ「どの口が言うか……」
俺の悪態が聞こえているにも関わらず、女王はスルーして続ける。
カーラ『毎日欠かさず情報送ってくれて、ホンマにありがとうなぁ。優秀な
通信機越しにでも伝わってくる猫撫で声に、ゾクッと寒気が走る。
カーラ『ほんなら、引き続き頼むわね。愛しい愛しい……私のチーノ♪』
言いたいだけ言って、一方的に通信を切りやがった。
再び静寂が戻ってきた部屋の中で、独り舌打ちを漏らす。
チ「チッ……
自虐も込めて、俺はそう呟いた。
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空文 晴霧(プロフ) - suzurei/鈴玲さん» ありがとうございます！ 頑張ります！ (2020年3月30日 12時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
suzurei/鈴玲 - 更新頑張ってください…！応援してます！ (2020年3月30日 12時) (レス) id: 54995dabe3 (このIDを非表示/違反報告)
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