第12話 ページ14
*レイ side*
来たるべき休日、私は部屋で身支度を整えていた。
しばらくして、約束の時間ぴったりにドアがノックされる。
チ「レイー、準備できたかー？」
レイ「はっ、はい！ ただいま！」
慌てて荷物を手に取り、私はドアを開けた。
レイ「すみません、わざわざ部屋まで迎えに来ていただいて……」
チ「ええってええって。それじゃ、早速行こっか」
というわけで、チーノ先輩と共に街へと下りていった。
ー＊ー＊ー＊ー
街に下りたはいいものの、肝心の行き先を決めていなかった事に気付いた。
チ「相変わらず賑わっとんなぁ。レイは、どっか行きたいとこある？」
レイ「えっ。そ、それが…あまり街に詳しくないので、何があるのかとかよくわからなくて……」
正直にそう答えると、チーノ先輩はクスクスと笑った。
チ「そんな事やろうと思ったわ。俺、幹部の人らにいろいろリサーチしたからさ。今日は俺がエスコートするって事で、オッケー？」
レイ「は……はいっ！ よろしくお願いいたします……！」
カアッと顔が熱くなるのを感じつつ、バッと頭を下げる。
チ「よしっ、ほんなら行こか！」
チーノ先輩に付いていく形で、私も歩き出した。
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空文 晴霧(プロフ) - suzurei/鈴玲さん» ありがとうございます！ 頑張ります！ (2020年3月30日 12時) (
レス) id: 9bc8a66818 (このIDを非表示/違反報告)
suzurei/鈴玲 - 更新頑張ってください…！応援してます！ (2020年3月30日 12時) (レス) id: 54995dabe3 (このIDを非表示/違反報告)
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