黒王子な8人目！⑤(JW) (ページ30)

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更にここから長い沈黙が……

２人ともおしゃべりな方ではないので、いつもは基本的に無言。

ということで、Aくんの心の声をお送りします。

『(うっわー…横山くんめっちゃ怒ってはるやん～)』

『(こわこわこわ～顔が蒼白いよ～～)』

『(…ほんでどうやって俺の家分かったんやろ)』

『(あ、前に一回送ってくれたか…)』

『(…………よぉ覚えとったなぁ!!!横山くんすげぇ!!!)』

『(いかんいかん、邪念が…)』

『(横山くんそういうとこ意外とちゃんとしてんねんなぁ。)』

『(…っていうか、突然のお宅訪問って合法やっけ？あ、合法か。)』

『(え、待って？これ横山くんやんな？)』

『(横山くんの形した不審者とか！？)』

『(…………ん？……横山くん太った？)』

『(え、どうしよ、ちゃう人に見えてきた…)』

『(お茶とか入れた方が良いんかな……)』

横「んんっ、」

『(咳払いした！？喉乾いた！？え！え！)』

ガタッ

横「座れ」
『はい』

横「お前の考えてる事は大体分かる」

『(え！？！！読心術？！？？！？)』

『(俺が不審者だって疑ってるのバレてる？！？！)』

『(どないしよどないしよ！！！)』

横「……なんなん、キョロキョロして」

『(あ、よかった、ちゃんと横山くんや。)』

『え…い、いやぁ……』