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▼隠し事はいつかばれる ページ3

side------> Motoki




silk「いっつも思うんだけどさ、モトキっていつもこれどこで買ってくんの?」



ゲーム中に編集をしているシルクから問を投げかけられた
その手には先ほどAからもらった薄い赤色の琥珀糖。



motoki「うちの近所のお菓子屋さんって前言わなかったっけ?」


silk「近所にあったっけなーって」


motoki「結構隠れ家的な感じだからわかりづらいかもね」



目をそらして再びスマブラの画面へと目を向けた



Aが動画で作ったものの余りをよく貰ってはその時一緒にメンツや知り合いに渡している

が、俺はみんなに嘘をついている。


全部が全部嘘をついているわけじゃないからいいだろう
お菓子屋さんではないけど、近所なのは間違いない。というか家隣だし。



メンバーに関しては顔と名前は知っているだろう
だって同じ中学だったし。けど関わっているところは見たことがない。
そもそもAは人見知りだし、男子がちょっと苦手だったっていうのもある
当時はシルク達が苦手だと言っていた。だから関わっている俺が少し心配だと話していた。



だからその苦手意識を持ったままでいて欲しかった


じゃないと、俺だけの特権がなくなってしまいそうで。




ndaho「あれモトキもう来てたんだ」



ンダホがやってきた
今日は時間前に来てる。正直驚いた



silk「今日ちゃんと起きれたんだな」


ndaho「そう話したいことがあってさ!!!」


motoki「なんかいい事でもあったの?とりあえず座ってこれ食べてなよ。お茶でいい?」


ndaho「ああごめんありがとう!・・・ってあーーーーーーー!!!!」




カバンを置いてテーブルを指さし叫ぶダホ
テーブルに広げられた琥珀糖だ
吃驚して取り出したお茶のペットを落としてしまった



motoki「びっくりしたなーもう急にやめてよー・・・」


ndaho「っごめんてでもさあぁぁぁぁぁぁああ!?!?!?」



今度はこちらを指差してきた
厳密にはシンクの横だけど。


ndaho「これ!!!」



シンク横に置いていた残り6色の琥珀糖を持ってきた



ndaho「ずっと皆でさ、モトキがたまに持ってくるお菓子のお店どこなんだろ〜って話してたじゃん?」

silk「あー例の近所のな」


ndaho「で!俺この間妹と遊んでたんだけどさ」



あ、これもしかして



ndaho「妹が見てた動画に同じのあったんだよ!この琥珀糖も前に食べたインスタ栄えケーキも!」



バレたな〜(


.


.

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年6月28日 20時

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