30 意図 ページ33
チーム分けと言う名の身分制度が確立してからは、みんなの様子がこれまでと違う。
ランクが上の人には様付けだし、
他のチームとは、必要以上に関わらなくなってしまったし、
チーム内でも、次第にみんなのまとう空気が鋭くなっていった。
それに、あの黒くて重いサッカーボール。
あと、キャラ作りにいそしむ人もいる。
髪型だったり、仮面だったり、いろいろしてるみたいだ。
でも、レーゼの________いや、なんでもありません！
それに、バーン様は顔に________いやいや、なんでもありません！V2
でも、ここに移って三週間も経つと、だいぶ慣れてきた。
うん、慣れって恐ろしい。←
でも、私はあえてなにも変えなかった。
そういう人もたくさんいる。
それでも、心境は変わったんじゃないかな。
俺たちのチームがジェネシスになる。
わたし達のチームこそジェネシスの称号にふさわしい。
私は、そんなこと語れるほどの太志も大口も持ち合わせてないけど……。
それなりに、やれることをやるだけ。
まず、ジェネシス計画について、まだ知らされていないことが多過ぎる気がするんだ。
エイリア石を使ってパワーアップ
↓
宇宙人を騙ってサッカーする
↓
世界征服
いやまて、繋がりが見えない……。
お父さんがサッカーにこだわるのは、なにか理由がある気がするんだけど……。
そこもよく分からないけど、問題はつぎ。
…………サッカーって、
世界征服できちゃうものなのか？
謎だ……。
それはまたゆっくり考えるとして、今は練習に集中しないと。
そう、実は今、特訓中。
マシンに向かって個人練の真っ最中だ。
「やめろー。５分休憩だ」
「「「はいっ」」」
バーン様の声に、メンバーは返事をする。
「次はコートで紅白戦だ。各自で水分補給しておけよー」
練習メニューは、毎週ごとくらいに誰かからチームのキャプテンに渡される。____らしい。
私も実際に見たことはないから、よくわからない。
そのへんは、私たち平社員にまではわざわざ教えてくれないみたいだ。
「コロナ、ボーっとしてると時間がなくなるぞ」
「ん____ああ、分かってる。ヒート」
私は急いで飲み物をもらいに行った。
次は…、紅白戦だな。
「いいか。お互い手加減はなしだ！全力で点をとりあえ」
「「「はい」」」
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阿津(プロフ) - †びた†さん» あたたかいお言葉、ありがとうございます！力が出そうです。これからも更新は遅いと思いますが、頑張って仕上げていきます。 (2017年3月7日 23時) (
レス) id: cf0739512b (このIDを非表示/違反報告)
†びた† - ゆっくり自分のペースでやっていただいておkですよ｡待ってます! (2016年8月6日 15時) (レス) id: eb2164e30c (このIDを非表示/違反報告)
阿津(プロフ) - ルミナさん» 遅くなってしまってすみません。わわー、コメントなどなど嬉しいです！ありがとうございます(･∀･*) (2014年11月28日 22時) (レス) id: cf0739512b (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ(プロフ) - 設定が好きです。なんか、面白い設定だな〜っと よければ私の小説も^^ (2014年11月14日 0時) (レス) id: 96405fb6db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿津 | 作成日時：2014年6月17日 21時
