15 夢 ページ17
……………………
「おかえりなさい、(人1)」
「あっ、お父さん！！ただいまー！」
縁側に腰かけるお父さんにかけよる。
「いい子にしていましたか？」
「うんっ。あのね、今日は学校で絵を描いたの！」
そうですか、と言いながら、お父さんが私の頭をなでてくれる。
「(人1)はなにを描いたんですか？」
「んー、秘密」
「秘密ですか……すこし寂しいですね」
「お父さん、どうして悲しそう？でもだめだよ。教えてあげない」
「おとうさんだー！！」
「あ……みんな」
治くんと(人2)が、お父さんのところへ走ってくる。
「元気そうですね」
「うん！ (人2)、元気だよー」
「わたしも」
「治は、いつもよく、みんなの面倒を見てくれていますね」
「…………」
お父さんに頭をなでられた治くんが、ほっぺをすこし赤くして黙った。
「ありがとう」
無言で首をふるふるする治くん。
「(人2)も、いい子にしていましたか？」
「うん、なにも悪いことしてないよ…」
お父さんは(人2)をすこし悲しげな目で見て、それから微笑むと、大きな手で(人2)の頭をなでた。
〜〜〜〜〜〜
「(人1)〜、宿題手伝って〜」
「まったく、(人2)、またためてたの？
夏休みだからって、ずっとゴロゴロしてるから」
「い、いやこれは……
まだ時間あるなーと思ってたら、算数のワークが意外と強敵で……」
「治くんー！ 助けてー、だめだこの人」
「どうした？」
「(人2)、宿題、ピンチ」
「(人1)、普通に言いなよ！
____って、そんなことどうでもいいから、中学生の治くん、算数おしえて」
「ったく…またためてたのか」
「治くんも(人1)と同じこと言うー」
〜〜〜〜〜〜
「みんなに紹介したい人がいます」
「「「？？」」」
「今日からここで一緒に暮らすことになった_______南雲晴矢くんです」
赤い髪で、金色の目をした、私よりすこし小さな男の子。
「彼は、(人1)や(人2)と同い年の６才です。みんな、仲良くしてくださいね」
〜〜〜〜〜〜
「風介、明日はいよいよ入学式だね」
「ああ。(人1)はもう用意はできてるのか？」
「うん。明日から中学生か〜。
そういえば、男子の制服は学ランだったっけ。みんなの制服姿、早く見たいな」
「そうか…？ でも窮屈なんだ」
「ふふん。さらに楽しみ」
〜〜〜〜〜〜
はい、自分設定盛りだくさんw
ご了承くださいm(_ _)m
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阿津(プロフ) - †びた†さん» あたたかいお言葉、ありがとうございます！力が出そうです。これからも更新は遅いと思いますが、頑張って仕上げていきます。 (2017年3月7日 23時) (
レス) id: cf0739512b (このIDを非表示/違反報告)
†びた† - ゆっくり自分のペースでやっていただいておkですよ｡待ってます! (2016年8月6日 15時) (レス) id: eb2164e30c (このIDを非表示/違反報告)
阿津(プロフ) - ルミナさん» 遅くなってしまってすみません。わわー、コメントなどなど嬉しいです！ありがとうございます(･∀･*) (2014年11月28日 22時) (レス) id: cf0739512b (このIDを非表示/違反報告)
ルミナ(プロフ) - 設定が好きです。なんか、面白い設定だな〜っと よければ私の小説も^^ (2014年11月14日 0時) (レス) id: 96405fb6db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿津 | 作成日時：2014年6月17日 21時
