TIMEtoWOLF＿4

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壱馬side



朝起きたらちゃんと腕の中で寝てる彼女。




「無理させてごめん…」



昨日、抱いてる途中動画が蘇ってきた。
目の前に居る彼女はあの動画とは
明らかに表情も違ってて俺だからだって
それを何度も確認したくて刻みたくて
優しくは抱いてやれなかったのに
ちゃんと全部受け止めてくれたA。



『んぅ…』

「起きた？おはよ…」

『おはよぉ…』

「ふふ…大丈夫？笑」

『壱馬がそれ聞く…？』

「あぁ…ごめん。笑」



まだ若干寝ぼけてるのか擦り寄ってくる
Aが猫みたいで可愛かった。


『仕事ぉ、ある、ね、はぁ…』

「そうだね？笑」



カタコトで話ながら甘えて来る彼女は
きっと朝しか見れない。



「行きたくないん？笑」

『行く、けどぉ、壱馬と、居たい、、、』



改めて全てが俺のものになったAは
ただただ可愛い。
ひたすら可愛い…。



「じゃあ、もう少しこうしてような？」

『うん…』



胸の中に閉じ込めて出来るだけ優しく
抱きしめた…のに、
力いっぱいのぎゅう…が返って来てしまい
どうしたもんか…。




やべ…まじで仕事行きたくねぇかも…笑

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