TIMEtoWOLF＿4

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壱馬side



一睡もすること無く迎えた朝。
離れたくない気持ちを押し殺して
Aの家を出て仕事へ。



「おはよ…早いな？」

慎「壱馬さんこそ…あれ？寝てないんすか？」

「あぁ…まぁ…」

慎「あのまま泊まりっすか？笑」



いつも通り過ごせると思ってたよ俺も…
ただ帰りを待っていつもみたいに
一緒に寝て…



慎「壱馬さん？」

「ん？なんか言うた？」

慎「なんかあったんすか？」

「いや…なんもないで？」

裕也「お前ら早いな？」

「あ、裕也くんちょっといい？」




来たばかりの裕也くんを連れ出した。



裕也「なに、どうした？」

「Aって昨日仕事？」

裕也「昨日はいつも通り終わったぞ？」

「やっぱり…」

裕也「え、仕事だとでも言われたわけ？」

「最近、良く言われてた」

裕也「追加の仕事なんかねーよ？あいつ嘘ついて何してんだよ…」



やっぱり全部、仕事なんかじゃ
なかったんや…



裕也「理由は知らねぇ…けどあいつは浮気するような女じゃないからな？！」

「わかってるよ…心配しなくても…でも昨日別れてくれって言われた…」

裕也「は？冗談きついって…笑」



昨日あった事を裕也くんに全部話した。


裕也「あのバカ…また1人で…」

「協力してくれない？俺、別れるつもりないから」

裕也「取り敢えず俺からも1回は聞いてみる」

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