TIMEtoWOLF＿4

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あれからどうやって帰って来たか
わからない…

気持ち悪い程の吐き気…
洗っても洗っても消えない感触…



「もう…やだ…何で…消えないの…」



感触も消えなければ
抵抗して殴られた時に出来た痣も消えない…



「助けて…壱馬…」



そう直接は伝えられない。
最低なのは私だ。
狂ってるのは私だ…



もう何も考えたくなくて
ぼーっとしていると明るくなった部屋。



壱馬「おわっ！帰って来とったんかい！」

「なんで…」

壱馬「連絡ないから心配になって帰り待とうかと…」



優しいよね壱馬は…
こんな優しい人、他に知らない…。
でもそんな貴方を私は…


壱馬「なんかあった？」

「壱馬…話がある…」

壱馬「改まってどうした？ちゃんと聞くで？」



そういつだって壱馬は私が
話すと真剣に聞いてくれる。



「壱馬…別れよ…」

壱馬「何…言うてんの？冗談やめてや。笑」

「冗談じゃないよ？別れて？」

壱馬「意味わからん…何で？なんでなん…？」

「私…浮気した、だから別れて？」

壱馬「ますます意味わからん…誰と…」

「相手は言えない」

壱馬「じゅんさんじゃないよな…？」

「じゅんは関係ない…」

壱馬「納得出来ん…浮気なんかAがするわけないやん…」



壱馬…
信じてくれてありがとう…
そう言ってくれてありがとう…

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