TIMEtoWOLF＿4

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翔に言われてから数日、
運が良かったのか仕事が被らず
何もなかったから安心して居た。

だから今日、一緒になる事も
深く考えてなかったんだ。



壱馬「見て？さっき撮った陣さんの隠し撮り。笑」

「また撮ったの？笑」

慎「壱馬さんまたっすか？笑」

壱馬「おもろかったからつい。笑」

「あぁ…陣くん最高…お腹痛い。笑」


3人で見ながら笑って居ると呼ばれた名前。


翔「A？」

「なに？」

翔「飲み物買いに着いてきて？」

壱馬「何でAまで」

翔「ついてきて？」


その時浮かんだ優先と言う2文字。



「わかった…」

壱馬「は？行くん？」

「すぐ戻るから…待ってて？」

壱馬「ちょ、A！」



急いで翔を追いかけた。



翔「遅いよ？」

「壱馬の前ではやめてよ…」

翔「壱馬より優先出来なきゃ意味ないじゃん」

「何がしたいのか理解出来ない…」

翔「理解なんか出来ないだろうねAには」

「こんな事してなんの意味があるの？」



そう聞いても何も答えず
ただ笑ってるだけ。



翔「壱馬を守りたいならただ黙って言う事聞いてればいいんだよ？」



ほんとにこれか正しい選択なのか…
壱馬に相談すれば何か変わるんじゃ…

そう思っても
まっすぐな彼の性格を考えると
打ち明けるって言う選択をする事が
出来なかった。

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