TIMEtoWOLF＿2 (ページ6)

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奈々「壱馬さんからお願いします！」

壱馬「はーい！ちょっと行ってくる。」

北人「やっとA独り占め〜」

「北ちゃんは先に着替えたら？笑」

渋々、北ちゃんが着替えに行ってくれた隙に
私はやっと自分の仕事に取り掛かる。

【今日の流れなんですけど…】

「はい、大丈夫です。今日もお願いしますね？」

色んな確認作業を済ませ
身の回りのチェックも怠らない。

北人「見て〜どう？」

「うーん、かっこいいよ？」

北人「ほんとに思ってる？」

「思ってるよ？」

北人「ならいいや。ぎゅう」

一方的な抱擁を受けていたら
声をかけて来たスタイリストの朋美さん。

朋美「終わってすぐ消えたと思ったらまたAなの？笑」

北人「溺愛組の1人として任務を全うしてんの！」

「どんな任務よ…笑」

朋美「あの溺愛組からのお達し？笑」

北人「そうだよ！」

朋美「Aも大変ね？笑」

「まぁ…でもどうしたんですか？」

朋美「そうだ！壱馬はまだ？」

「そろそろ終わってもいい頃だと…」

壱馬くんの方に目を向けると
奈々ちゃんと話しながらメイクしてる
壱馬くんが視界に入った。

「まだ…みたいです」

朋美「北人もメイクまだだよね？私、壱馬の衣装用意して来るからA早くするように言ってきて！」

「あ、ちょ…」