TIMEtoWOLF＿2 (ページ41)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:297,107 hit

91 ページ41

.

壱馬「Aとじゃないなら、別にずっと俺はひとりでいい。」

真っ直ぐに伝えられた思い。

「壱馬…くん…」

壱馬「ふぅ…俺の彼女になって下さい。」

Noと言えるほどの思考回路は持ち合わせてない
こんなにも真っ直ぐに
無償の愛をくれる彼をもう
突き放す理由はどこ探してもない…。

壱馬「返事…聞かせて…？」

「ほんとに私でいいの…？」

壱馬「俺がAじゃなきゃダメなの」

「こんな私でいいなら…よろしくお願いします…」

壱馬「やっとや…ありがとう…」

そう言って抱きしめてくれる壱馬くん。

「今まで待たせてごめんね…？」

壱馬「絶対幸せにしたるからな？2人で幸せになろう？」

「うん…」

壱馬「ふふ…やっと泣き顔見れたわ。笑」

「へ…？」

壱馬「やっぱ泣いとっても可愛ええな？」

「うぅ…バカ…」

壱馬「俺は絶対にAを裏切らない。どんな時でも味方やし、ずっと側におる」

「はい…」

壱馬「だからこれからの時間全て俺に頂戴？」

「壱馬くんに全部あげる…」

壱馬「壱馬…」

「ん？」

壱馬「彼女なんやから、くんはいらん…壱馬って呼んでや」

「か…ずま…」

壱馬「/////…合格。」

なんだか物凄く擽ったい気持ちになった。

誰かを好きになって

誰かに愛されるってこんなにも

擽ったくて…幸せなんだ…。