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じゅん「お前には俺しか居ないんだって」
何年も聞いてきた呪文のようだった。
この人じゃないとダメだと言い聞かせられる
最悪な呪文…。
壱馬「Aっ!!!」
その時、ハッキリ耳に届いた声。
壱馬「お前の泣く場所そこやないやろ!」
「壱馬…くん…?」
次の瞬間、壱馬くんの腕の中へ。
じゅん「お前確か…こいつの担当してる…」
壱馬「Aは返して貰います。」
じゅん「前の電話…お前だったんだ…」
壱馬「前に頼んだはずです…俺…」
じゅん「A!」
ビクッとしてしまう身体。
壱馬「よう1人で耐えたな?俺が居るから大丈夫
誰も見てへん…勿論俺も…」
「うぅ…壱馬くん…ごめんなさい…私…」
壱馬「話は後から聞くから…臣さんがな、ここまで送ってくれたんよ?」
「へ…?」
顔を上げればこちらに来ていた臣くん。
臣「お迎えに来ましたよ?笑」
「臣くん…」
臣「俺も暇じゃねーけどお前の為に運転手してやった。感謝しろよ?笑」
壱馬「直人さんや岩さんも来るって大変やったんやで?笑」
「うそっ…」
臣「お前を愛してる奴、沢山いんのー!溺愛組なめんなよ?笑」
壱馬「帰ろう?俺と一緒に…」
「はい…」
壱馬「そゆ事なんで連れて帰ります。」
臣「二度とこいつに関わんな、苦しめんな!」
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Moon??(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年7月1日 12時) (レス) id: b7fd9aa704 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - めっちゃ好きです!これからも応援してます! (2020年7月1日 7時) (レス) id: 07ecbcd109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Moon | 作成日時:2020年6月28日 4時