TIMEtoWOLF＿2 (ページ34)

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壱馬side

今日は休みだったのにスッカリ
アンケートの提出を忘れてて裕也くんに
持ってくるよう言われ事務所へ。

今日仕事のメンバーがチラホラ集まってた。

慎「壱馬さん休みじゃ…」

「アンケート持ってこい言われて。笑」

力矢「壱馬がめずらしいね？」

「つい…あ、裕也くんは…」

拓磨「裕也くんなら確か…あ、来ましたよ！」

裕也「あ、壱馬来てたんだ？」

「はいアンケート！笑」

裕也「次から守れよな期限。笑」

裕也くんが来たのに全く姿を見せないA。

「ねぇ裕也くん、Aは？」

裕也「休みだよ…」

「会えると思うたのに…あ、誘ってみようかな」

裕也「壱馬！」

「ん？」

裕也「あいつ今日…無理だぞ…」

「残念…じゃあ大人しく帰ろ…」

裕也「あぁ…やっぱり黙っとけねぇ！」

「どうしたの裕也くん。笑」

裕也「あいつ…今…1人で頑張ってる…」

「なにを…？」

裕也「結婚式行ってんだよ…じゅんの…元彼の…」

「は？なんでAが…」

裕也「実は…」

裕也くんから話を聞いて最近様子が
変だったのもこの間の電話も
全てが繋がった。

「俺…行ってやらんと…」

裕也「壱馬…」

「場所は？裕也くん場所！」

裕也「落ち着けって！」

「泣いとったら？傷付いとったら？これ以上あんな男に振り回されたくないねん！」

裕也「わかったよ…その変わり…何があってもどうなってても壱馬が手に入れてこい！」