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1歩足を踏み入れれば見慣れた顔ばかり…
今日ばかりは、じゅんの親友達も勢揃い。
【もしかしてA……?】
「久しぶり…」
【あいつ待ってるよ…案内する…】
そう言って案内された新郎の控え室。
「失礼します…」
じゅん「ん?A…?」
そこには別れて以来初めて見る彼の姿があった。
「ちゃんと…来たけど…あの人は…?」
じゅん「…」
「聞いてんの…?」
じゅん「あ、わりぃ…あっちの控え室…」
「話て来てもいい…?」
じゅん「おう…」
部屋を出ようとしたらじゅんに
呼び止められた。
じゅん「帰る前…もう1回ここ来い…」
「何で…」
じゅん「話がある…」
「わかった…」
部屋を出ると待ってたらしいじゅんの
親友の翔…。
翔「次…カナのとこ?」
「うん…」
翔「ごめん…あの時は守れなくて…」
「別に…」
翔「俺今でもお前の事…」
「それ以上は聞きたくないし聞く気もない…。」
じゅんと付き合う前に告白されて
私は翔ではなくじゅんを選んだ。
別れた後も支えると言ってくれたけど
紛れもなく翔も浮気を黙認してたうちの1人。
「カナさんの控え室…ここ?」
翔「あぁ…そうだよ…」
私は深呼吸して足を踏み入れた。
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Moon??(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年7月1日 12時) (レス) id: b7fd9aa704 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - めっちゃ好きです!これからも応援してます! (2020年7月1日 7時) (レス) id: 07ecbcd109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Moon | 作成日時:2020年6月28日 4時