TIMEtoWOLF＿2

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夕方、北ちゃんと陸くんが待つ
スタジオに壱馬くんを連れて行く。


北人「あれ？今日壱馬についてたの？」

「そうだよ？」

陸「だから壱馬がご機嫌なわけだ？笑」

「関係ないと思うけど…」

壱馬「関係あるんやない？」

荷物を置いた壱馬くんがいつの間にか
戻って来てた。

陸「壱馬はAが居るだけでご機嫌だもんね？笑」

壱馬「間違いではないっすね。笑」

「からかわないで…下さい！」

北人「A？電話鳴ってない？」

「ん？あ、ほんと…3人でごゆっくり〜」


部屋の隅に移動して電話に出る。

「もしもし…」

じゅん「俺だけど」

「仕事中なんだけど…」

じゅん「いや最終確認？ギリギリになって無理とか言われても困るし」

「そんな事…しない…ちゃんと行く…」

じゅん「俺を困らせんなよ？」

「私は…自分の為に行くだけだから…」

全て終わらせたいから…

じゅん「何？俺の事諦めんの？笑」

あれ…この人ってこんな最低な人だったっけ…？
私…こんな人に何年も…

「…私に連絡してるとまた不安がるよあの人…」

じゅん「居ねーから大丈夫。居たらしねーよ」

用意周到な男…
だから浮気、気づかなかったんだ私…。
昔がフラッシュバックして昔のバカな自分に
泣きそうになった。

陸「A〜壱馬のご機嫌が斜めになっちゃうよ〜どうにかして〜」

壱馬「ちょ…陸さんっ！」

じゅん「へぇ…お前モテるんだ…？」

「そんなんじゃない…じゃあ切るよ…」

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